アカとブルー
あかとぶるー
アカとブルー(Aka to Blue)は、株式会社タノシマスのスマートフォン用買い切りゲームアプリ。
日本語版は2017年8月10日にAndroid版・iOS版が同日に配信された。9月26日のver.1.1.0よりローカライズ(海外版)対応開始。
価格はGoogle Play、App Store共に960円。アイテム、DLCなどの追加課金要素は存在しない。
見下ろし型の縦スクロール2Dシューティングゲーム。
開発元のタノシマス社は、CAVEで怒首領蜂最大往生などを開発していたメンバーのうち2名が独立して設立した会社。そのため非常に激しい弾幕や画面を埋め尽くすほど出現する得点アイテムなどの演出に、同社STGとの共通点が見られる。
スマートフォン版に続き、アーケードゲームのリメイク版「アカとブルーType-R」が現在開発中。
2017年末にニンテンドースイッチ版の「アカとブルーType-S」がイベント参加者向けに公開されたが、こちらの情報は現在のところ公表されていない。
王立国家オリシアが、ある日突然「クロ・グウロ」と名乗る謎の人物が率いる無人機部隊によって侵攻された。
駆け出し軍人の「ブルー・サーニ」たちの浮遊機部隊はそれを迎え撃つも、「紫の悪魔」と呼ばれる敵機に彼女一人を残し全滅させられてしまう。
せめて一矢報いるために、とブルーは紫の悪魔めがけて特攻を仕掛けるが、あえなく撃墜されてしまう。
ブルーが墜落したのは、オリシア本土からほど近い島だった。
軌跡的にかすり傷程度で生き延びた彼女を発見し、介抱したのは、無人島のはずのこの島で暮らしていた男「アカ・シンク」だった。
そこには2機の超高性能の浮遊機「飛翔機」が隠されており、アカはそのうちの1機「ファイアバード」のパイロットだった。
ブルーはもう一方の飛翔機「ブルーアウル」に乗り、アカと共に、オリシア奪還に向けて飛び立った。
キャラクターデザイン、ゲーム内外のイラストはイラストレーターの佐悠による。
メインキャラクター
アカ・シンク
飛翔機「ファイアバード」のパイロット。50歳。男性。
20年前の「アーカイア大戦」で敵国「軍事国家ヘーレ」の総統を失脚させ大戦を終わらせた人物だが、それは世の中には知られていない。
元軍人で、大戦の戦闘時にパートナーを失い、それをきっかけに飛ぶことをやめて飛翔機と共に無人島で暮らしていた。
赤い髪でワイルド系の容姿。熱血でおおざっぱな性格。
サブキャラクター
アオ・カイセイ
飛翔機「ブルーアウル」の元パイロット。享年29歳。男性。
アカの幼馴染で、共に軍人となる。理知的で天才肌な、アカとは正反対の性格。
大戦時に、暴走したムラサキを止めるため彼の機体に特攻を仕掛け相打ちとなって死亡する。
ルール
2種類の自機からどちらか1機を選んでスタートする。
ショットとBOMB(後述)で出現する敵を倒していく。
各ステージの最後にはボス敵がおり、倒すとステージクリア、全5ステージ。
プレイヤーの残機は3でスタート。ステージをクリアするとクリア時の残機数にかかわらず、次のステージはまた残機3で始まる。
敵の弾や敵本体に当たってしまうとミスとなる。
操作
スマートフォンのタッチパネルのみで操作する。
BOMB
以下の行為で画面下のゲージが溜まっていき、ゲージが1以上溜まった状態で画面を指2本でタッチすると「BOMB」が発動する。(指一本のダブルタップで発射するよう設定変更も可能)。「AUTO BOMB」機能がONの場合、敵弾に当たると自動でレベル1のBOMBが発動する。
- 敵機にショットを撃ちこむ
- 敵機および破壊可能弾をショットで破壊する
- 敵弾をBOMBで消す
BOMBのレベルは5段階で、以下の効果を持つ。
- 自機の周りの敵弾を消す(全レベル)
- 大型の青い弾が飛んで行き、弾に巻き込んだ敵弾を消し、敵に大ダメージを与える(レベル2以上)
- 青い弾が敵キャラに当たると、大量のスコアアイテムが放出される
- 青い弾の大きさおよび飛距離は、レベルが高いほど大きくなる。
BOMBで敵や敵弾を破壊してもゲージは溜まり、1以上溜まれば再度BOMBを撃つことができる。ただし撃ったBOMBが画面から消えてからでないと再発射はできない。
なお、BOMB発射中は自機は無敵にはならない。