概要
コイ目コイ科テンチ亜科(またはアカヒレ亜科)タニクチス属の淡水魚。
中国やベトナムの森の中を流れる小さな小川などに生息する。
タナゴの仲間に最も近縁な種とされている。
体長は大きくても3~4cm程度。和名は特徴的な赤い尾びれから名付けられた。
熱帯魚のカテゴリに分類されることも多いが、低温や酸欠にも強く、また繁殖も容易であることから観賞魚としてのみならず実験動物や大型肉食魚の生餌としても利用される。
瓶などに入れられ、コッピーの名で売られている事もあるが、瓶やコップなどの容器では長期飼育は難しい。
改良品種として、ひれを伸ばしたロングフィンタイプや、黄変個体のゴールデンタイプなどが存在する。
飼育放棄され、放流されたものが沖縄県の池などに外来種として生息する。