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アスカ見参

あすかけんざん

アスカ見参とは「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」の通称である。
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概要

2002年2月7日にドリームキャスト用のソフトとして発売され、2002年12月20日には『不思議のダンジョン 風来のシレン外伝「女剣士アスカ見参!」for Windows』として、Windowsに移植された。


シリーズ作品の中で唯一シレン主人公ではない作品。

タイトル通りシレン2に登場したアスカが主人公である。


外伝作品ではあるがシリーズ最高傑作と言われる事も多く、

Windows版は中古品であっても数万は下らないプレミアがついている。


ストーリー

女剣士のアスカは旅の途中天輪国という自然豊かな国の農村(十六夜の里)に立ち寄る。

そこには語りイタチのコッパがいた。

その村でお世話になるアスカとコッパは夜な夜なその村を流れる川に毒が流れてくるという事件、

そしてそれまで村人を守ってくれていた鋼賀忍が村人を襲う現場に遭遇する。


アスカとコッパはお世話になったお礼に毒が流れてくる原因、そして鋼賀忍の変貌を明らかにすべく鋼賀城へと向かう。

主な登場キャラ

本作の主人公。修行の旅の途中で天輪国に訪れた際にシレンの相棒コッパと再会する。


普段はシレンの相棒としてとシレンと一緒に旅をしているが、互いの修行のためと別行動していたところ、天輪国にある十六夜の里の寺子屋でアスカと再会し、共に旅をすることとなる。


モンスター退治を請け負う鋼賀忍者の一員で、ジンパチの娘。修行で不在の間に悪党と化していた鋼賀の真意を探るうちに、アスカと協力していくことになる。


  • ジンパチ

鋼賀忍者の頭領。祭来国編以降はNPCとして仲間になる。


  • キハチ

白神沼に住むよせカエル。ヘイジのライバル。


  • ヘイジ

白神沼に住むひまカッパ。キハチのライバル。


  • キチゾー

祭来国の八神楽の森に店を構えるエレキ箱職人。エレキ箱製作の第一人者「カラマツ翁」を師に持つ。話し口調は関西弁。ライバルのバリバリとは同じ最後の弟子という因縁がある。


  • バリバリ

放浪のエレキ箱職人。エレキ箱製作の第一人者「カラマツ翁」の弟子の一人で、同じ最後の弟子であるキチゾーのことをライバル視している。


  • 天心法師

祭来国に現れた、アスカにアドバイスを行う謎の老人。特定の場所では釣りをしている。

ゲームシステム

大きく分けて「鋼賀忍編」と「八魔天編」の二つに分かれている。

前者は上のストーリーに挙げられた通りのものであり、

後者はそれをクリアした後のストーリーである。


不思議のダンジョンのシステムそのものは前作から大きな変化はないが

  • 武器や盾の修正値が元々の性能異存となった
  • エレキ箱の登場
  • 秘技の登場

これらが変化に挙げられる。


武器や盾は元々の性能が強ければ強いほど補正値がついた際に強くなる。


また細かい変更としては

  • 白紙の巻物を合成しても印が増えなくなった
  • 倉庫に壺を預けた場合中身が保持されるようになった
  • 風魔石の登場
  • 白紙の巻物に聖域と書いておき水を掛けてもはがせなくなった
  • 保存の壺を投げた際に中身でダメージを与える(ギタン爆弾)ことが出来なくなった

これらが挙げられる。


ダンジョンの種類

天輪国

旅の剣士アスカが訪れた国、天輪国での物語。

突如人々を襲い始めた甲賀忍者とその裏に潜む化け物との戦いが中心。

持ち込み可能なダンジョンで形成された一般的なダンジョン。

短編ながら十分な難易度でそこそこの手応えがある。


天輪国初級

全21階層。最も簡単なダンジョンであり全てのアイテムが識別されている。

とはいえ、前作と比べると最初のダンジョンの割に長丁場であるため

何度か挑戦し、武器や盾を強化しながら進むのが望ましい。


天輪国上級

天輪国初級クリア後挑戦可能。全29階層。一部アイテムが未識別になっている。

また終盤にはそこそこ強いモンスターも存在するため油断は出来ない。

持ち込みは自由であるため初級同様何度も挑戦してクリアを目指したい。


鋼賀の隠し穴

鋼賀編クリア後挑戦可能。全50階層。

アイテムは自由に持ち込めるが反面中には一切アイテムが落ちていない。また強力なモンスターも目白押しであり持ち込んだアイテムで運命が決まると言って良い。


祭来国

天輪国での事件を解決した後に向かうことができる第二ステージ。

リーバ祭の妨害に現れた八魔天との戦いが主軸となり、

持ち込み不可能なダンジョンが多くプレイヤー自身の腕を試される。

各試練の最後には斎戒の間での八魔天との対決が控えており、

すでに倒した八魔天は後で様々な妨害を加えてくる。

前半はドラス、ブフー、ムラドの3種類の試練しか受けることができないが、

後半はカカ・ルー、ギトー、クロン、リーバの4種類に挑戦できる。

最初はムラドの試練から挑戦を始め、知識を磨くのが妥当だろう。


ドラスの試練

魔道神ドラスに法った試練。武器や盾は落ちておらず、

杖や巻物が多数落ちているのが特徴。目的は18階であるがクリア後は99階までいける。

杖や巻物を上手く使うのがポイントで、仲間の同行も可能。

武器や盾の入手が困難なために前半の試練では最も難しい。

慣れるまでは仲間との一蓮托生での攻略になるだろう。

商人の町一銅村とドラスを祭る四冥の浜が存在するが、

四冥の浜には倉庫しかなくアイテムの購入は一銅村のみ。

一銅村では丁半博打もできるので上手く利用しよう。


ブフーの試練

食の神ブフーに法った試練。エレキ箱が落ちているが武器や盾は無い。

目的は20階であるがクリア後は99階までいける。

特徴としては挑戦時に持ち帰りの巻物がもらえる点。

そしてエレキ箱は自由に持ち込めるため、エレキ箱を強化して臨むと良いだろう。

途中で立ち寄る五穀谷は祭来国一帯の米が収穫される食糧庫。

不要な回路やエレキ箱を売りながらご飯を確保させていただくとしよう。


ムラドの試練

住の神ムラドに法った試練。要するにフェイの問題と呼ばれるものであり

1階ごとにパズルのようなフロアになっており毎回形は固定である。

何度もやり直し可能であり、クリアしたフロアから再挑戦も出来る。

20階をクリアすることが目的であるがクリア後は50階まで挑戦出来る。

六明の集落という町も存在するが、利用できる施設もない。

一応はこの集落に住む漁師の海産物が祭来国で流通しているようだ。


カカ・ルーの試練

ワナの神カカ・ルーに法った試練。要するにワナ道であり、

武器や盾、食料が落ちていないがワナを自由に拾う事が出来るため、

ワナを上手く使ってクリアを目指す事が求められる。

目的は16階であるがクリア後は50階まで挑戦出来る。

ワナはアスカがかかった時とモンスターがかかった時では違う効果を持つものも多く、

知識が問われるダンジョンでもある。後半の試練の難関と言えるだろう。

というのもこの試練、ワナ道に限らずくさったおにぎりで腹を満たすことになる。

お店以外では普通のおにぎりがまったく手に入らないのだ。

途中の二古玉村は花の都だが、そんなことより宿屋に泊まって休むなり、

普通のおにぎりを買いそろえたりプレイヤー自身も休みたくなるだろう。


ギトーの試練

泥棒神ギトーに法った試練。挑戦時にサトリのつるはしが与えられる。

目標は16階であり、このダンジョンにはそれ以上先は存在しない。

全てのフロアで通路が用意されておらず自分で掘り進めていくことが求められる。

店が登場することも多く泥棒しやすいのも特徴であるが、

同時にモンスターハウスの出現率も高く空腹対策も求められる。

途中には三婆砦と呼ばれる盗人の集落が存在しており、

またダンジョンを掘り進めていると埋蔵金部屋を引き当てることもあるが、

しろがねマムルおうごんマムルが侵入者を見張っている。

あえて挑むか触らぬ神に祟りなしか、無策で挑んで勝てる番人ではない。


クロンの試練

旅の神クロンに法った試練。新システムである秘技を用いる事が出来るが、

武器などは登場しない。その為、秘技をいかに使っていくかが求められる。

目標は17階であるがクリア後は99階まで行ける。

遠くへ攻撃できる気攻弾、満腹度を回復する霞飯

99階を目指さずとも、この辺りは覚えておきたいところである。

途中の祭来国一の都七天京の店でも購入できるので、

手に入らないときはここで揃えてしまうといい。

またクリア後に斎戒の間へ訪れた時には気力の腕輪が手に入り、

この腕輪を装備することで他のダンジョンでも秘技を使えるようになる。


リーバの試練

運命神リーバに法った試練。試練の中では唯一自由にアイテムの持ち込みが出来る(5個まで)。

31階が目標でありクリア後それ以降は存在しない。

特徴としてはアスカのレベルが1固定で上がらずHPも30で固定である点である。

当然敵は強いものも出てくるためどれだけ強い装備品を持ち込むかがカギ。

また固定ダメージを受ける攻撃に対しては細心の注意が必要であり

オヤジ戦車がイッテツ戦車になったりすると死が見えるなど難易度は高い。

エレキ箱誕生の地であるゲンノウ村が存在するなどエレキ箱での攻略が無難か。

途中の黄泉路街道では宿屋しかないので先にゲンノウ村で、

身代わりの腕輪を購入しておくと倒されたときの保険になっていいだろう。


星華の大筒

全ての試練クリア後に挑戦出来る本編最終ダンジョン。全37階層。

これまでのダンジョンの中では最も強い敵が出るがアイテムは自由に持ち込める。

但し、落ちているアイテムは全て未識別である。

八魔天との再戦も待ち受けているので充分に用心して攻略しよう。


白蛇島

全99階層。俗に言う「もっと不思議なダンジョン」といえる。

全てのアイテムが未識別であり持ち込み不可、仲間不可なので、

純粋に運と実力が問われるダンジョン。

シリーズ作品の中でも難しい部類になる。


裏白蛇島

Windows版のみ白蛇島をクリアすると登場。

白蛇島とほとんど一緒であるが根絶やしの巻物や白紙の巻物、

透視の腕輪が登場しないなどのように非常に難易度が上がっているダンジョン。

かなりの運も要求される。


その他

Windows版ではオンラインに接続することで「新たなる挑戦」と呼ばれるダンジョンや

「週替わり」ダンジョンに挑む事が出来た。

現在オンラインサービスは終了しているがオフラインパッチを用いる事で

いつでも挑戦可能である。


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秘技・必中剣!アスカ見参三人娘

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関連タグ

風来のシレン 外伝 ミナモ

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