概要
何も書かれていない、文字通り白紙。もちろんこのまま使用しても何も起こらない。
しかしこの巻物の真価は、今まで読んだことのある巻物の中から1つ選び書き込むことで、
その巻物と同じ効果を発揮できるようになること。
すなわちこれ1つで、ほぼすべての巻物を兼ねることができる強力なアイテム。
だいたいが「聖域の巻物」や「困ったときの巻物」等にして危機回避用に用いられるが、
時には「いかすし」と書いて食料に変えるなんてこともできたりできなかったり。
性質上未識別で登場することはなく、必ず識別されている。
ただし、ジェノサイドの巻物(根絶やしの巻物)や聖域の巻物など
読まずに使うタイプの巻物であっても一度は読んでおかなければ書くことができない点に注意。
SFC版のシレンでは自分で文字を書く(名前を入れる)ことになるが
この時一定条件を満たした上で「ぜんめつ」と書くと
部屋内の敵を全て倒すことが出来る、通称「全滅の巻物」となる。
ちなみに後の作品では白紙に書いた後、水で濡らして「ぬれた巻物」に変え、
そのまま階段を降りることで「白紙の巻物」に戻すテクニックが存在する。
これによってただ書いて使うだけでは惜しいとの見解もある。
- 白紙の応用その1(識別に用いる)
白紙に書いた巻物は識別されるとのテクニックがあり、これを利用して白紙に戻しながら何度も書くことですべての巻物を識別済みにするというテクニック。水がめと組み合わせ、1つの階を移動するごとに巻物が識別されていくと考えればその有用性がわかるだろう。
- 白紙の応用その2(転写に用いる)
「転写の巻物」という巻物を写し取るアイテムのベースにするとの使い方。白紙には自由に書き込めるため、白紙に書いて転写に写し取り、白紙は再びもとに戻すことで別の転写の巻物のベースとして再利用ができる。俗に言う、白紙節約のテクニックである。