アリスクローンは、『エスプレイド』の登場人物である。
概要
同作の敵キャラクター。本名不祥。出生地不詳。盲目の身でありながら夜叉屈指のESP者。
かつては孤児であったが、その秀でた能力と不幸な境遇に惹かれたガラ婦人に引き取られた。
事故で家族を失った、将来を悲観した両親に捨てられた、ロシアのESP養成機関のサンプルだった、など出生について色々と取り沙汰されてはいるものの、その真相を知るのは、唯一彼女が心を許したガラ婦人その人のみである。
13回目の誕生日に自殺したが、その7年後、クローン技術を手中に納めた夜叉とガラ婦人によってもの凄い人数で再生させられる。
盲目、と言うより両の目玉自体を外している(僅かながら視力はあった様子)。
これは『現世の穢れを見たくない』というオリジナル本人(リメイク版のΨにて、そのオリジナルと思われる『小野 亜莉水』というキャラがプレイアブル化〈公式サイトの紹介文では『アリスクローンのマスター的存在』と書かれている〉)の意思と、戦闘の恐怖を軽減する為のガラ婦人の配慮による。
夜叉総本部の内部(最終ステージの後半戦)でガラ婦人を守るために大挙して襲い掛かってくる。
耐久力はないがとにかく数が多い。加えてオリジナル版にて倒す度に甲高い悲鳴を上げる(どうやらプレイヤーボイスを高速再生しているらしい〈リメイク版では上記の通り小場氏が担当〉)あたりに狂気を感じさせる。
続編(?)のエスプガルーダにも設定がかなり違うとはいえアリスクローンが登場している。
こちらはアリス(亞璃主)のクローン技術による複製ではなく、兵士がアリスの力を元にガルーダ化したもの。
盲目ではないようだが調整の際に瞳の色が抜け落ちてしまったため、マスクで隠している。
M2ショットトリガーズの限定版イラストには、後方でガラ婦人と一緒に買い物する青い服のアリスクローンとその手前で椅子に座っているピンク色の服のアリスクローンが描かれている。