アリノミウム結晶とは、核戦争跡地で奇跡的な確率で生成される、アリノミウム元素の結晶である。
一般には、外見からただ「赤い石」と呼ばれることも多い。
発見は極めてまれ。紫外線を当てたり、ミルラの爆発後に現れる赤いオーロラの下で赤く燐光する。
非常に繊細で壊れやすく、人間の体温に触れると砕けてエネルギーを放出後、破片ごと体内に食い込む。
その際、大半の人間は全身が裂傷に覆われて即死するが、限られた人間のみがエネルギーを体内に留めることができ、生存できる。
革命戦争時点では、確認できた生存者は旧世界帝アシュレー・サガンと「レジスタンスのメディック」と呼ばれる人物の2名のみであった。
生存者2名は「薔薇の傷跡」と呼ばれる特異な傷を持ち、貴銃士を呼び覚ます力を持っていた。
……と、いうのが、アシュレー・サガンが遺した世界帝軍によるレポート、
及び「レジスタンスのメディック」からの聞き取りにより判明した『革命戦争においてアリノミウム結晶(赤い石)と呼ばれていた物質』に関する情報である。
現在各国に流通しているアリノミウム結晶(赤い石)とは
効果内容に微妙な差異も多く、その他の詳細なカサリステにより調査中である。
(千銃士R講座10-1、10-2「赤い石(アリノミウム結晶)」より)
概要
アリノミウム結晶とは、スマートフォンアプリゲーム「千銃士」の作中に登場する架空の物質である。
ミルラの原料であるアリノミウム元素の結晶体で、ミルラの爆心地で極めて稀に発見される。
作中及びプレイヤーの間では専ら「赤い石」と呼ばれており、正式名称が用いられることは少ない。
前作から7年後の世界を描く「千銃士:Rhodoknight」では、世界各国に流通しており、言及こそ少ないが登場する貴銃士とマスターの物語に大きく関わってくる。
7年後の世界各国に流通する赤い石は、石に触れて力を得たマスターにも、その力で呼び覚まされた貴銃士にも幻覚症状などの悪影響を及ぼしているようだが……。
このことから、前作からのプレイヤーには7年後の世界に流通している赤い石は「ジェネリック赤い石」と呼ばれることもある。