貴銃士とは、薔薇の傷跡を持つ人間によって呼び覚まされた、銃の化身である。
彼らは、人の身を得た銃そのものであり、
銃としての性質を身や心に宿している。
呼び覚ました人間を「マスター」として従うのが基本だが、
なかには従う気がない貴銃士もいる。
(千銃士R講座 02「貴銃士」より)
概要
貴銃士とは、スマートフォン向けアプリ「千銃士」及び「千銃士:Rhodoknight」に登場する銃の化身のキャラクターの総称である。
マスターの奇跡の力によって目を覚まし、人の肉体を得た銃の化身。
怪我をした場合は自然治癒の他、マスターの力を使ってすぐに回復することができる。が、肉体を保てないほどのダメージを負ってしまった場合は元の銃に戻ってしまう。
容姿も性格も千差万別だが、マスターを大事に思い、敵を打倒するという気持ちは共通している。
貴銃士の力について
本項では貴銃士が戦う時に使う力について解説する。
絶対高貴
古銃から呼び起こされた貴銃士が使える、心の気高さが頂点に達した時に使える奇跡の技。
絶対高貴を発動すると絶対高貴ソングと呼ばれるキャラクターソングが流れる。
個々の貴銃士によって絶対高貴の解放条件は異なっている。
絶対非道
完全新作「千銃士:Rhodoknight」にて明らかになった、現代銃から呼び起こされた貴銃士が使える力。
前作では、世界帝がこの力を使ってモーゼルなどの貴銃士を呼び起こしていた。
心銃
絶対高貴または絶対非道状態の貴銃士が揃った場合に発動する必殺技。
いわゆる「リンクスキル」で、敵に大ダメージを与えることができる。
グループスキル
前作「千銃士」にて2018年7月末のメンテナンスで実装されたスキルの一つ。
所属グループの他、紅茶などの好きなもの、趣味つながり、関わりがある歴史上の出来事などの共通項がある貴銃士同士を編成すると、ステータスアップなどの副次効果が発動する。
完全新作「千銃士:Rhodoknight」でもリンクスキルという名称で継承する形で実装されている。
リンクスキル
前作「千銃士」のグループスキルのシステムを継承しつつ、更にグレードアップさせたスキル機能。
WAVE1~3ごとに異なるスキルが決められている。
妖精の加護
貴銃士のパラメーターの一種で、キャラクターカードが持つ妖精の守護の力。
他作品でいう「キラキラ」や「桜づけ」などに相当するパラメーターで、貴銃士は妖精の加護を受けている間は、世界帝軍から攻撃を受けてもダメージを大幅に減少させられる。
戦闘画面の貴銃士アイコンの傍らに薄い水色の蝶のアイコンで表示されている。
戦闘開始時は貴銃士に妖精の加護がある状態で始まるが、フェーズ進行により世界帝軍からの攻撃を受けるにつれて段々と薄れていき、一定数のダメージを受けて完全消失すると貴銃士は一度の攻撃で大ダメージを受けてしまう。
貴銃士に勲章授与を行うと、妖精の加護のパラメーターを上げやすくなる。
妖精は貴銃士にしか見えない存在であり、基地での一部貴銃士の台詞からすると貴銃士と何かしらのコミュニケーションを取っているようだ。
完全新作ゲーム「千銃士:Rhodoknight」では、ロード画面にランダム表示される一コマ漫画で妖精の存在が描かれているが、ゲーム本編には登場しない。
高貴の指輪
前作「千銃士」のみに登場したアイテム。
七色に輝く薔薇の花の形にカットされた石と飾り石が付いた金の指輪で、既に所有しているカードと同一のカードを重複入手し、カードが限界突破した時に入手できる。
限界突破したカードのレアリティに対応しており、他のレアリティの限界突破したカードには使えない。
戴冠式
千銃士:Rhodoknightより実装された新機能。
一定の条件を満たすことで貴銃士に王冠を与えてステータスアップを図れる。
戦闘ステージのちびキャラに王冠を被せられるお楽しみ要素もある。
貴銃士について判明していること
- 貴銃士はマスターと親愛を深める事により絶対高貴に目覚め、心銃を使えるようになる。
- 貴銃士は、自分が所属するグループや製造(出身)国への帰属意識が強い。
- ナポレオンやエカチェリーナなど、嘗ての持ち主の名がそのまま用いられている貴銃士は、持ち主だった人物の影響を強く受けている。
- 特にナポレオンを始めとしたナポレオングループの貴銃士は、本人然として振る舞う。
- 出血する。つまり、身体の中を体液が流れている。
- マスターが赤い石から得た奇跡の力を失う、または貴銃士本人が力尽きると銃本体の姿に戻る。
- 銃本体の姿に戻っても、マスターが力を回復したり、銃が手入れされ力を取り戻すと貴銃士の姿に戻る。
- 貴銃士の姿に戻っても、銃本体の姿の時にどう扱われていたかなどの記憶はある。
- 銃本体を破壊されてしまうと、貴銃士の姿に戻れなくなる。
- 貴銃士にしか見えない妖精が存在する。
- 妖精は常に高貴チェックを行っており、身なりが整っているなどの一定基準を満たすと「高貴さが高まっている」として貴銃士に加護を与えてくれる。
- 妖精と貴銃士は意思疎通が可能である。
- 一部貴銃士の台詞から「貴銃士は年を取らない」ことが示唆されている。
前作「千銃士」の貴銃士たち
核戦争により荒廃し、世界帝軍の圧政により武器の所有を放棄させられた世界で、美術品として残されていた古い銃からマスターの奇跡の力により呼び起こされた存在。
性能は世界帝軍有する現代銃の貴銃士たちより大きく劣るものの、絶対高貴という奇跡の技を持ち、レジスタンスの大きな戦力となっている。
また、貴銃士はそれぞれグループ分けがなされており、関係が深い歴史上の出来事や嘗ての所有者の名を冠した11個のグループを形成している。
サービス開始当初は30人の貴銃士が実装されており、本来であればサービス終了までに実装予定だったがサービス終了により本編に出られなかった貴銃士(後述の未実装貴銃士)を含め、総勢39人の貴銃士が登場する。
詳細は千銃士に登場する貴銃士グループ一覧を参照。
未実装貴銃士
メインストーリーやイベントストーリーで一部の貴銃士の台詞で言及があり、存在が確認されていたペンシルヴァニア・ペッパー・ネイビー・ヤーゲル・ミニエーの5人を差す。
世界帝軍の貴銃士たち
核戦争後の荒廃した世界を統べる世界帝によって現代銃から呼び起こされた、ガスマスクを身に着けた圧倒的な力を持つ貴銃士たちが幹部として君臨する軍隊。
詳細は世界帝軍のページを参照。
「千銃士:Rhodoknight」に登場する貴銃士たち
完全新作「千銃士:Rhodoknight」では、カールなど一部の貴銃士以外は別個体の貴銃士として登場する。
また、前作では歴史上の出来事や所有者の家名を冠したグループ名だったが、本作では製造国名を冠したグループ名に変更されている。
詳細は千銃士:Rhodoknightに登場する貴銃士グループ一覧を参照。