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概要

スラヴ民族の伝承に登場する人面鳥の一種。

西海にある楽園「ライ(イーライ)」に住むという光の化身ともされる五色の翼を持ち、王冠を被った上半身が人間の女性の鳥で、気象、特に風を司っており、歓喜の歌で悪魔の誘惑を警告するといわれる。

また罪人の魂が安息できないように苦しめるともいわれ、その歌は非常に美しいため、常人が聴いてしまうと全てを忘れて聞きほれてしまうといわれた。

それを防ぐために、人々は鐘や大砲で大きな音を鳴らしその歌を遮るのだという。

真冬もしくは冬至に深海に卵を産み、7日後に孵化するために浮かんできたときには海が凪になると伝わっている。その卵は貴重で美しいので教会の天井に飾るために、人々に常に狙われているとされる。

同じような姿で悲しみの歌で警告するものはシーリンと呼ばれ、絵画ではペアで描かれることも多い。

なおその語源は、ギリシア神話カワセミになった女性アルシオーネであるという。

創作での扱い

ロシアでは宗教画などのモチーフとして様式的に描かれてきたが、幻獣としてはマイナーな存在であり名前だけ借りたものがいる。

ファイナルファンタジー11

アビセア-コンシュタットにてある場所にてブガードの牙とトレードする事によって出現するヒッポグリフ族のノートリアスモンスター。

ただし、通常のヒッポグリフ族よりデカく、3メートル以上の巨体を誇る。

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