概要
レーシーとも呼ばれる森の精霊で、世界中の森に住んでいると伝わる。
ささいないたずらだけではなく、人に危害を加えるものもいるといわれており、その姿は白く長い髪と髭に身体が隠されているといわれている。
森の中では樹木のように大きく、外では木の葉に隠れられるほど小さくなることができるという。
森で視線を感じるのはレーシィに見られている証拠で、反対にこちらから探そうとしても素早いために見つけることはできない。
森に入ってきた旅人の方向感覚を狂わせて迷わせるが、そのようなときは靴を左右逆に、服を後ろ前に着ればレーシィの方が混乱して魔力が消え去り脱出することができるという。
なお白ロシアではレサヴィク、ウクライナではリスーンやポリスーン、セルビアではレスニクなどとも呼ばれる
創作での扱い
- ファイナルファンタジーシリーズ
『ファイナルファンタジー4』に何故か女モンスターとして登場した。
種族は「妖精」。ポリスーン名義で全身に葉を纏い、手には枝を持った老人のような姿で登場。
ロシアに造詣が深い速水螺旋人作の大祖国戦争とスラヴの伝承をからめた架空戦記漫画で、とある理由によって赤軍の道路建設や行軍を邪魔していた。