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ヴィイ

ゔぃい

東スラヴ神話における死の目を持つ地下世界の生物。およびこれを元としたキャラクター名
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概要

ロシア語表記は"Вий"。他の日本語表記にはヴィーブイイなど。

スラヴ神話における地下世界の住人。
土の精、もしくは吸血鬼とも言われる。

目は大きな瞼(もしくは睫毛)で覆われており、自力では持ち上げられないという。
その眼差しを浴びた者は昏倒しそのまま絶命すると言われ、また村や町を灰にするほどの破壊力を持つとする説もある。

創作での扱い

文学

ロシア近代小説の父ともいわれる文豪ニコライ・ヴァシーリエヴィチ・ゴーゴリによる『ヴィイ』が有名。
日本語翻訳に際しては『妖女』という邦題が用いられているが、作中に登場する『妖女』と『ヴィイ』は別個の存在である。

映画

  • 『妖婆 死棺の呪い』

_1967年ソ連。アレクサンドル・プトゥシコ監督。
ストーリーはほぼゴーゴリの原作どおり。
日本では一度TV放映された後、1985年に『魔女伝説ヴィー』と改題されて劇場公開されたという珍しい経緯を持ち、映像ソフトもVHSDVDBlu-rayと複数回販売されている。
ヴィイはずんぐり体型で短い手足を持ち、周囲の魑魅魍魎とともに青粘土のような色で統一されており、独特の存在感を醸しているが、(原作どおりであるがゆえに)登場シーンが少ない。
またナターリア・ヴァルレイ(Natalya Varley)演ずる妖女が普通に美少女すぎることもあり、ヴィイの印象が霞んでしまっている点は否定できない。

  • 『レジェンド・オブ・ヴィー 妖怪村と秘密の棺』_
_2014年ロシアウクライナチェコ合作。オレッグ・ステプチェンコ監督。
英国人のジョナサン・グリーンを主人公とし、原作の後日譚を描いたオリジナルストーリー。
ここでのヴィイは(トライポフォビアの方は閲覧注意)、妖女(とされている地主の娘)殺害の真相究明を主人公に依頼してくる。やはり登場シーンは少ない。
『俺の目を見つめながら 永遠の業火に焼かれるがいい』

水木しげる作品

水木しげるが描いた姿では昭和期の書籍で描かれている石像タイプと、世界の妖怪大百科などで描かれる猿に似た化け物や暗闇に浮き出た目などの妖怪が集まったタイプと、原典のような重いまぶたを持つタイプなど様々な姿で描かれている。(ちなみに、世界の妖怪大百科ではゴーゴリのブィイが紹介されているが、原典とは違って主人公が生還するオチになっている。)
特に重いまぶたを持つタイプは、漫画「死人つき」(2期鬼太郎5期鬼太郎でリメイクされている。)で魑魅魍魎の一体土精として登場し、結界を見破る役目を担う。それもそのはず、この漫画はゴーゴリの「ヴィイ」を日本向けにローカライズしたものである。なお、鬼太郎でリメイクされたバージョンでは鬼太郎の機転によって死滅している。

一方で、4期鬼太郎ではブイイとして登場してはいるものの、冷気を操るという設定になっていた。出身国がロシアだからだろうか?

悪の西洋妖怪軍団の四天王として鬼太郎達に立ち塞がったが、化け鯨蟹坊主雪女つらら女輪入道が援護に来てからは形勢が逆転し、リモコン下駄の一撃で退散した。

女神転生シリーズ

初出はファミリーコンピュータで発売された『女神転生』で、触手が生えた単眼の生首としか形容できない姿の「”地霊”ヴィー」として登場した。この作品以降リメイク作の『旧約・女神転生』にしか登場していない。

靴ずれ戦線

NKVD将校のナージャがお化け達にかこまれ、「面白い話をしないと食ってしまうぞ!」と脅されたときに、「ヴィイ」をはじめとする文学の内容を話して難を逃れている。

曖昧さ回避

  1. デスクトップマスコット『伺か』のゴースト⇒人体視願/ヴィイ
  2. ソーシャルゲーム『Fate/GrandOrder』に登場する宝具疾走・精霊眼球


関連タグ

スラヴ神話
怪物 / 妖怪 / 吸血鬼
邪眼 / ゲイズ

外部リンク

ヴィイ - Wikipedia

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