概要
CV:Barry Pepper
プロフィール
身長 | 5' 10"(約178cm) |
体重 | 190 lbs.(約86kg) |
年齢 | 29 |
職業 | 不明 |
目 | 青 |
髪 | 茶 |
特徴・その他 | 冷ややか、利己的、超知的、恐ろしい、執念深い、無表情、鋭い |
ニューヨーク市マンハッタンの遺伝子工学を行う会社Gentekのラボで目覚めた。
そのときには、遺伝子改造作用のあるウイルスBlacklightに感染していた。自分にウイルスを感染させた存在を見つけ、しかるべき代償を払わせるため政府と敵対することになる。
通常このウイルスに感染した人間は理性を失いゾンビのような化け物になってしまうのだが、
アレックスは適性があったのか自我を保ったまま、全身を変形させる・壁を垂直に駆け上る・ヘリや車をつかんで投げるなど驚異的な身体能力や
人間などを捕食することで、自分の肉体を回復させたり、その人物の記憶と能力が得られ、またその人物に擬態出来るなどの特殊能力を身に付けた。
性格は、冷酷で無慈悲であり、目的のためならどんな手段も厭わない合理主義者である。
奪った記憶や優れた頭脳を生かして軍を翻弄していく。
他人に対して情を持ち合わせていないが、妹のデイナ・マーサーのことだけは大切に思っている。
敵対する特殊部隊Blackwatchからは上記の変身能力や怪力をギリシャ神話の主神ゼウスになぞらえ「Zeus」というコードネームで呼ばれている。
関連イラスト
関連タグ
パーカー ウイルス 冷酷 兄 デイナ・マーサー ダークヒーロー
Alex アレックス AlexMercer :表記ゆれ
後藤(寄生獣)体を同じように変形させたり強靭な肉体と驚異的な身体能力を持つことが共通している事などかなり似ている
ネタバレ注意
「俺は真実を探していた。見つけたが、それはおぞましいものだった。忘れてしまいたかった。
アレックス・マーサー…。彼の過ちによって、この街は二度の感染に苦しめられた。
そして彼が誰であったとしても、自分の一部なのだ。
目を閉じると、何千もの死者の記憶が、断末魔とともに蘇る。俺は永遠に苛まれるだろう。
俺は一体何になってしまったのか?…人間以下の、そして人間以上の何かだ」
元々アレックス・マーサーは、ウイルスBlacklightの研究に携わっていた。
しかしどこからか情報が漏れ、計画が中止されるという噂が流れた。
もしそうなれば機密保持のため、いろいろと知りすぎている自分は抹殺されかねない。そこで彼は保身のためにウイルスを持ち出して逃亡したが、ペンシルバニア駅で追い詰められてしまう。
やけくそになったアレックスはウイルスの入ったビーカーを床に叩きつけるが、即座に射殺されてしまった。
自由になったウイルスは生き延びるため、アレックスの死体に取り付いて少しずつ同化していった。
そしてゲームの冒頭でついに目覚める。
つまり、マンハッタンにウィルス感染を引き起こした張本人が実はアレックスであり、プレイヤーが操作しているアレックスは本当のアレックスではなく、彼の人格から体形まで全てをコピーしたウィルスBlacklightそのもの。
続編「Prototype2」にも登場する。2の主人公ジェームズ・ヘラーに、Blacklightウイルスを注入し、超人的能力を与え、Blacklightの企みを阻止し壊滅させるためにヘラーに協力を求めるが・・・。
Muder Your Maker
───己が創造主を抹殺せよ/原点に決着を着けろ───
友好的な態度は全て偽りであり、元よりジェームズの特殊なDNAを利用してウイルス適合者以外を葬り去るつもりであった。
しかしそれが発覚、ジェームズと敵対した結果、アレックスは生きていたジェームズの娘であるアマヤを誘拐し監禁。正面から乗り込んできた彼とレッドゾーンのビルの屋上で死闘を繰り広げる事となる。
手下の進化者を冷酷に吸収し、自身の糧としたアレックス。
彼こそがプロトタイプ2のラスボス。
ボスとしても、今まで戦って来た進化者とは桁外れの強さを持つ強敵。基本的なモーションは前作と同一で、懐かしい気分にさせてくれるがそれどころではない。彼と同じ能力ではカウンターを喰らうため、実質的に一つ能力を封じられる事になる。
第一形態ではブレード、第二形態ではウィップ、第三形態ではハンマーフィストを使用。チャンスアタックでは前作のチャージ技を見せてくれる。
しかし死闘の末、ジェームズはアレックスの全能力を上回り、遂に彼を打ち破る。
そして──────
「食物連鎖の頂点にようこそ」