概要
正式サービス開始前にアーガスが用意していた「デスゲームではないSAO」の本来のラストボス。
英語表記は『An Incarnate of the Radius』で要約は「世界の化身」である。
デスゲームではない≒死に戻りOKが前提のゲームバランスだけあってレーザー状の遠隔攻撃、自己回復、防御障壁、大地切断をモチーフにした地形攻撃などの強大な能力を有する。
茅場晶彦によるデスゲームの開始によってお蔵入りとなったはずだったが…
撃破時にドロップする剣はユイが使用した「オブジェクト・イレイサー」と同等の強さを持つ。
※名称はAn Incarnation of the Radius(アン・インカーネーション・オブ・ザ・ラディウス)と表記されている場合もある。
※背景に写っている白いモンスター。
アイン
※手前に写っている白いの。
ユナの周りを飛んだり転送したり、1stライブで足場になったりしているアイツ。性別は女の子らしい。
ユナと同じく人気があるようで、シリカはどうやら自作らしいピナのマスコットと一緒に、アインのキーホルダーを通学用カバンにつけている。
劇中では本当に「なんかユナの周り飛んでるなんかよくわかんないやつ」程度の印象だが、実はSAO本来のラスボスであるアン・インカーネイト・オブ・ザ・ラディウスをデフォルメしてキャラクター化したもの。
SAO本来のラスボスの姿を知っているのはアーガスの社員などごく一部だけで、SAO生還者も知らないので彼女の正体には気付きようがない。
余談
「アイン」という名前は当初存在しておらず、入場者特典の「SAO劇場版 "裏"記録全集」での座談会中に急遽決まったもので(しかもその座談会は劇場公開後に行われたもの)、それまで制作陣からは「おまんじゅう」だの「ブタまん」だの言われていた。
正式名称の由来はドイツ語の「1」。ユナの名の由来もラテン語の「1」なので、その場しのぎその場のフィーリングで決まった割にはしっかりとしたネーミング…のような気もしないでもない。