概要
超国家的組織「グローブ」が機械生命体「キルトガング」の脅威に立ち向かうために開発した「エンジンシリーズ」の一体に数えられる世界初の有人インパクター。
機体を構成するテクノロジーは、宇宙ロケットやスペースシャトル等に使われている技術の延長であるが、その核心部分には謎が多い。
無人の人工衛星に各種武装を搭載したそれまでのインパクターとは違い、人間の搭乗を前提に開発されており、起動には「ライブラスター」と呼ばれる銃型デバイスを必要とし、パイロットの生体エネルギーであるオルゴンエネルギーによって作動する。
アースドライバー(パイロット)はミッドサマーズナイツのキャプテンである真夏ダイチ。
機体を構成する「EEE」と呼ばれるパーツは通常「ロードゲート」「マリンゲート」「スカイゲート」の三基の人工衛星(これらを総じて天海道と呼称する)にそれぞれ収容されており、種子島から打ち上げられた小型ロボット「アースエンジン・オーディナリー」が、天海道の中央部を通過しつつEEEと合体(エクスパンド)する事で完成する。
機体の各所に大出力のスラスターを備え、宇宙空間での姿勢制御を行い、手足を使った肉弾戦の他、胸部ロケットランチャーや腕部内蔵式のビーム砲をはじめとした様々な武装を用いてキルトガングに対抗する。