プロフィール
人物
α.ジャンプローの入植計画に北方同盟の一員として参加している19歳の青年。褐色肌に黒目で肩にかかるほどの黒髪が特徴。また右目の下に泣きぼくろがあり、両耳にはピアスをしている。基本的には冷静沈着かつ下品なことに対しては眉をひそめるような品行方正な人物である。しかし彼にとっての命の恩人(ただし相手はその事実を知らない)であり、憧れ崇拝している対象であるゲラルト・ゼーマンが関わっていることになると途端に熱くなりボケはじめる。
経歴
インドのスラム街に生まれ、いつ死んでもおかしくないような劣悪な環境で路上孤児として生活していた。しかしある時、自由連合のゲラルト・ゼーマンに対抗しうる人材を求めた国によって実行された「才能発掘プロジェクト」に運よく参加できることとなり、高度な教育を受ける。仮にゲラルトが存在しなければ路上孤児のまま日の目を見ることなく死んだ可能性も高く、それだけに一歳年下のゲラルトのことを命の恩人であり人生の道標となってくれた存在として密かに「先輩」と呼び強く慕っている。というよりその崇拝度はもはや信仰の域に達しており、ゲラルトの言動の全てを肯定し、明らかに奇行と取られるような行為に関してもいいように解釈し、天才の所業であると絶賛している。しかしゲラルトがババズラギ・キプラガトと共に行動する際に見られた性に対する欲望を目の当たりにした時「ゲラルトを悪の道に引きずり込んだ」としてババに対して強い敵愾心を抱き、以降は彼のことを淫魔ババズラギ、大邪婬ババズラギなどと呼んでいる。
その他
前述の通りゲラルト・ゼーマンに対して非常に強い尊敬の念を抱くと同時に自分を貧しい境遇から救い出し、人生の道標となってくれた点で感謝の念を抱いて先輩と呼び慕っているが、本編全50話の中で直接言葉を交わしたことは一度もなく本人も「直に言葉を交わせば緊張で命を落とす」といった趣旨の発言をしている。しかしその後……(単行本7巻購入推奨)
余談
作中で容姿について明確に触れられている箇所は確認されていないが、ナンパ対決(2巻14話参照)の回ではセクシーだと言われアレスタの女性たちに取り囲まれている描写がある。また幼少期から髪は長かった模様。
また、北方同盟の5人の中では最後に加わったメンバーである(単行本7巻限定おまけ漫画参照)。それ以前は人里離れた山奥で一人暮らしていた(才能発掘プロジェクト→一人暮らしに至るまでの過程は不明)。
ちなみにババズラギ・グリスロウとは同い年。
関連イラスト
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