CV:三石琴乃
チトとユーリがカナザワの次に出会った生存者。スクエア型のメガネをかけた妙齢の女性。常に眠たそうな目をしている。
ある理由(後述)で、飛行機を自作しており、その試作機の実験をしているところで、チトとユーリと出会う。
イシイは、それを手伝うことを引き換えに、チトとユーリの壊れてしまったケッテンクラートの修理を請け負う。
彼女はかつて空軍基地だった施設に住んでいる(航路地図によると「76くうぐんきち」とある)。空軍基地には水や電気も通っており、食料もおそらく食料生産施設(イシイいわく、“今はもう動いていない”)から調達したと思われるイモがあり、かろうじて生活は成り立っているようだ。
飛行機を作ろうとしたきっかけは、基地の各所にある倉庫に散らばっていた飛行機の図面を見つけたからだった。
それらの設計図を頼りに、飛行機を制作しはじめたという。
また、今いる都市は水や電気も止まり、このままでは死を待つのみと考えており、その飛行機を使い、対岸にある別の都市への脱出を計画していた。
チトとユーリの協力もあり、飛行機は完成。そして、彼女は飛び立つ、“人類最後の飛行者”として。
その“目撃者”として、チトとユーリはそれを見守る中、イシイはいよいよ、基地から飛び立った。
しかし
イシイの乗った飛行機は空中分解、墜落してしまう。
操縦席に乗っていたイシイは、パラシュートで脱出し、無事だったが、都市から脱出は失敗してしまった。
だが、そのイシイの表情は、その失敗に達観し、笑顔の表情であった。
そうしてイシイは、パラシュートでそのまま下層へと降りていった。
それらを見守ったチトとユーリは、イシイに教えられた「西の生産施設」へと出発した。
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