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少女終末旅行

しょうじょしゅうまつりょこう

つくみずによる漫画、およびそれを原作としたテレビアニメなどの関連作品。
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絶望と、なかよく。

概要

ウェブコミックサイト『くらげバンチ(新潮社)』にて、2014年2月21日から2018年1月12日まで連載されていた日本の漫画作品(全42話+番外エピソード)。

作者はつくみず。元々は作者が個人の同人活動として初めて描いたオリジナル作品だったが、同サイトでの連載開始以降、商業作品として展開された。pixivコミックでも一部エピソードを読むことが出来る
テレビアニメ化もされている。詳細は後述。

終末世界を生きる2人の少女・チトとユーリが、半装軌車「ケッテンクラート」に乗り、食料や燃料を求め廃墟となった多層構造の都市をさまよう。少女たちの装いや行き先で登場する過去の遺物となった兵器など、その背景には殺伐とした雰囲気が醸し出されているが、登場人物たちの温和なキャラクター性故か陰鬱な空気はほぼ皆無で、むしろほのぼのとした日常系作品に近い。

あらすじ

終末世界でふたりぼっちになってしまったチトユーリは、愛車のケッテンクラートに乗って延々と広がる廃墟をあてもなくさまよう。日々の食事さえも事欠く、明日の見えない毎日。
だけどそんな「日常」も、ふたり一緒だと、どこか楽しげだったりもして……

登場人物

ケッテンクラート[少女終末旅行]


チト
(イラストでステアリングホイールを握っている少女)
CV:水瀬いのり
主人公の一人。ユーリと共に終末世界を旅する黒髪の少女。
しっかりとした性格。主にケッテンクラートの運転をしており、簡単な修理もできる。また本を収集する愛読書でもあり、文字を読み書きすることができ日記を書いている。

ユーリ
(イラストで小銃を構える少女)
CV:久保ユリカ
主人公の一人。チトと共に終末世界を旅する金髪碧眼の少女。
楽観的な性格。武器として小銃を携帯し、狙撃能力も高い。食べることが好き。

カナザワ
CV:石田彰
チトとユーリが都市跡地で出会った生存者。
黒の短髪に無精髭を生やし、丸眼鏡をかけた長身痩躯の男性。地図を作ることを生きがいにしており、バイクで各地を廻り地図を作成していた。上の階層を目指す二人と一時的に同行し、食料(レーション)の礼として別れ際に写真機を譲った。

イシイ
CV:三石琴乃
カナザワの次に出会った生存者。
スクエア型の眼鏡をかけた妙齢の女性。かつての空軍基地に住み、記録を元に飛行機を制作していた。ケッテンクラートの修理の代償として、チトとユーリに飛行機制作の手伝いをしてもらい、完成にこぎ着けたのだが…。

管理用自律機械
CV:梶裕貴
その名の通り固有の意志を持ち、食用魚生産区画を管理しているロボット。
アタッシュケースほどの直方体型の機体を持ち、起動中はビデオカメラ型の頭部と四本の細い脚を出した四足歩行形態に変型する。量産機であり、かつては同系統の個体が複数存在したが、現在起動しているのは彼と、巨大な建設用タイプの2個体のみとなっていた。人間とコミュニケーションできるように「共感」する能力を持つ。

ヌコ
CV:花澤香菜
チトとユーリが瓦礫で発見した謎の生物。
丸みのある細長い身体に小さな脚のついた四足獣。ユーリが「墓場」から持ち出したラジオを介して声を発する。意外に知能は高く、二人との会話で言葉を理解し発言も出来るようになる。また、銃弾や機械、燃料などを餌としている。

????
CV:島本須美
チトとユーリ、そしてヌコが戦略原潜の中で出会った謎の生物。
外見はヌコに酷似しているが、そのサイズは人間の二人よりも更に体長が長く巨大。また、少女たちが以前に見かけた「神様」の像にも似ている。艦内で一晩を明かした3人の前に現れるが、突然ユーリを丸飲みにしてしまい…。

人工知能の人
上層部へ登るための基幹塔を管理している人工知能。
二人の前には立体映像として姿を現し、少女のような見た目をしている。

おじいさん
CV:清川元夢
チトとユーリの養父。
二人をケッテンクラートに乗せて町の外に送り出した。今現在のところ二人の回想や話題にしか登場しておらず、現在の消息は不明。チトによると、かつては様々な戦地に赴き、本を回収する仕事をしていたらしい。

テレビアニメ

2017年秋アニメとして、TOKYOMXサンテレビKBS京都AT-XおよびBS11、ついでに六本木三丁目のお友達約2局にて放送された。全12話。

また、YouTube『KADOKAWAanimeチャンネル』にて『少女週末授業』と題したスピンオフ短編が限定配信された。女学生の制服姿となったチトとユーリが、二人ぼっちのクラスで毎週ゲストの先生を迎えて授業(?)を受ける…という内容。

制作スタッフ

監督尾崎隆晴
シリーズ構成筆安一幸
キャラクターデザイン戸田麻衣
アニメーション制作WHITE FOX


主題歌

動く、動く

作詞・作曲・編曲:毛蟹
歌:チト(水瀬いのり)、ユーリ(久保ユリカ)

オープニングテーマ曲(第2話~第8話、第10話~第11話)。
退廃的な世界観とは討って変わり、前向きな歌詞と8bit音をベースとしたポップな曲調が特徴の楽曲。映像では、二人が軍隊行進を彷彿とさせるキビキビとした歩行でリズムを刻み、ときにポージングをキメたり踊り出したりなど、視聴者を飽きさせないコミカルな演出が散りばめられている。

「More One Night」

作詞・編曲:emon
作曲:emon、ヒゲドライバー
歌:チト(水瀬いのり)、ユーリ(久保ユリカ)

エンディングテーマ曲(第2話~第4話、第6話、第7話、第10話~第11話)。
オープニングと同じくポップで、さらにディスコな楽曲。曲名が「One More Night」でないのは歌詞中の「もう終わんない」に掛けた洒落である。ちなみに、エンディング映像は作者つくみず氏一人による手書きアニメーションとなっている。
リズムゲーム筐体『Dance Dance Revolution A』にて、2017年12月21日から収録。国内限定ではあるものの、プレイ画面に上記エンディング映像のノンクレジット版が使用されている。

「雨だれの歌」

作詞・作曲・編曲:baker
歌:チト(水瀬いのり)、ユーリ(久保ユリカ)

挿入歌(第5話、第12話)。
雨だれによるリズムと二人の多重コーラスが特徴の楽曲。

外部リンク

少女終末旅行 | くらげバンチ
原作公式Twitter
アニメ公式サイト
アニメ公式Twitter

関連タグ

漫画 / オリジナル漫画
新潮社 つくみず
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