ウィザーズシンフォニー
うぃざーずしんふぉにー
『ウィザーズシンフォニー』とは、アークシステムワークスから2019年2月28日に発売された3DダンジョンRPG。ウィザーズハーモニーシリーズの第4作目。公式略称は『ウィズシン』。
対応機種はプレイステーション4およびニンテンドースイッチ。
アーク30周年を記念して『ウィザーズハーモニーシリーズ』の最新作として発売された。前作の『R』から21年ぶりとなる(本来は2018年発売予定で「20年ぶり」との名目だったが、発売が1年延期した)。
ウィザーズハーモニーと世界観や設定が共有されており、キャラクターデザインは1作目を担当したmoo氏となっている。
ダンジョンのガイド業務を始めとする万事屋『コンダクター』の会社である『エム・ツアーズ』の社長代行であるアルトとその仲間たちによる、『子供たちの遺跡見学の手伝い』から始まる物語。
- アルト・トラヴァース (CV:河西健吾)
エム・ツアーズの若き社長代行。優しく穏やかな性格。戦闘では攻撃・回復・補助と一通りこなすが、他のメンバーの役割との兼ね合いの都合上、主人公でありながら補助がメインで、補助を軸にしつつ攻撃や回復を適宜行うという立ち回りを求められるキャラ。
エム・ツアーズの社員。明朗快活な性格だが、実はホラー系が苦手。戦闘では所謂『壁役(タンク)』で、味方に防御系のバフをかけたり、敵からのヘイトを集めて味方を守る役割。防具のレベルが上がるほどに飛躍的に防御力が上がり、壁役としての色合いが濃くなる。
会計や事務などを一手に引き受ける、エム・ツアーズの優秀な社員。性格も穏やかで人当たりが良い。戦闘では四元素魔法による強力な単体攻撃で、主にボス戦のダメージソースになる。反面、ザコ戦で敵を一掃するのは苦手。
アルトを『マスター』と認識する少女型ゴーレム。次第に人間らしく成長していく。戦闘では斬打突の三属性と無属性攻撃を用いる物理アタッカー。耐性が多い敵に対して強い。また、スピカに次ぐ打たれ強さの持ち主でもある。
- エルリック・メオーラ (CV:酒井広大)
冒険者養成学校『S&W』所属。通称エル。冷静沈着で理知的だが腹黒い性格。戦闘ではヒーラーを担当しており、ピンチの状態からパーティを立て直す役割で、意外と攻撃面も優秀。逆に、彼がやられると雑魚戦でも全滅しかねないので、徹底的に守る必要がある。
- シルヴィア・ミルスティーン (CV:岩井映美里)
魔法が苦手で剣術に長けた珍しいエルフ。通称シルヴィ。生真面目でお淑やかな性格。戦闘では主に『四元素に対する耐性を下げる剣術』で、メラクやフィーの攻撃魔法の補助を行う。前衛としては打たれ弱く、彼女自身の火力も控えめなので、不安なら後衛にする方が良い場合も。
- ヴォルク・ダートファング (CV:山下大毅)
愛に生きるライカンスロープ族の青年。パーティメンバーの中では最年長。豪快で脳筋で惚れっぽい性格。戦闘では性格に反して、攻撃から補助までこなす器用な物理アタッカーである。育成を間違えると器用貧乏になりかねない点には要注意。
- ニナ・レイジーデイジー (CV:赤星真衣子)
売れないアイドル。明るくめげない性格のお姉さん。役割はヒーラーだが、エルとは異なるタイプで、ピンチから立て直すのは苦手だが、味方がピンチに陥らないようにするのが得意で、HPやMPの毎ターン回復や、状態異常耐性付与など、強力なスキルを持つ。
ハーフキャットの錬金術師。通称フィー。錬金術のこと以外は冷めた性格だが、無愛想というわけではない。戦闘では広範囲の四元素魔法で、雑魚敵をまとめて一掃するのが得意。その分、単体への火力ではメラクの方が上。
自由気ままな冒険者。悪戯や戦いのスリルを好む、危うい性格。戦闘では所謂『回避盾』で、回避しつつ敵に状態異常をバラ撒くのが得意。ボス戦でも耐性さえ無ければ状態異常を狙えるため、上手く行けばボスであろうと動きを完封できることも。
東方の武家出身の剣客。無口だが義理堅く情に厚い好漢。実は女子力No.1。戦闘では強力な斬属性アタッカーで、汎用性は無いが、斬属性が弱点の敵に対して無類の強さを誇る特化型。単純な物理攻撃力ならパーティの中で最強。