「この世界が終わろうとも、時は流れ続けます。私はその流れと共に在り続けるのです。それが私の宿命だから。」
概要
オセロニア5周年記念に開催されたガチャで初登場したキャラクター。
進化は発動条件のない特殊ダメージ、闘化は楔を生成する駒を召喚するスキルを持つ。
レアリティ | S/S+ |
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属性 | 神 |
印 | 進化・進化前:人道印/闘化:術士印 |
C.V. | 豊田萌絵 |
性能
進化:【時間の漂泊】ウィブサニア
「明るい未来を刻みましょう。」
HP | 2820 | ATK | 1184 |
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スキル:時間の回廊
特殊ダメージ:盤面で表になっている3ターンの間、毎ターン1500の特殊ダメージを与える。
コンボスキル:光陰の歪み
特殊ダメージ:ターン開始時の盤面の相手のキャラ駒1枚につき、1000の特殊ダメージを与え、最大で4000の特殊ダメージを与える。
スキルだけで合計4500のダメージを与えることができる。コンボスキルはスキルバッジ適用前の闘化トールを彷彿とさせる。
デッキ条件がないためどんなデッキにも採用することができる。HPが高いのも優秀。
闘化:【逆流の因果】ウィブサニア
「宿命に逆らってはいけません。」
HP | 2758 | ATK | 1045 |
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スキル:終わりなき刻
【リンク】【リーダー】召喚:自分のデッキの駒がすべて神属性のとき、この駒がリーダーで盤面に置いたときに発動できる。ひっくり返したあとの自分の駒でキャラ駒でない駒にランダムで3つ『宿運の砂時計』を召喚する。
コンボスキル:追憶の彼方
【リンク】天楔:自分のデッキの駒がすべて神属性のとき、ターン開始時の盤面に自分の楔が5本以上のときに発動できる。ひっくり返したあとの盤面の、自分の駒の周囲のまだ駒が置かれていないマスに楔を6本生成する。楔は毎ターン100の雷撃ダメージを与え、同じマスに駒が置かれるか相手の楔が生成されると消滅する。
天楔デッキの新たなリーダー駒として話題を呼んだ。総合的な楔の生成量は、同じく天楔デッキのリーダー駒であるタクハタチヂヒメ、ディートリヒをはるかに上回る。召喚により自分のキャラ駒を増やすことができるため、自分のキャラ駒の数に応じて火力が上昇する闘化ヴィーナスのコンボスキルなどとも相性がいい。
宿運の砂時計
スキル:タイムウェッジ
天楔:盤面で表になっている2ターンの間、ひっくり返したあとの盤面の、自分の駒の周囲のまだ駒が置かれていないマスに楔をランダムで1本生成する。楔は毎ターン100の雷撃ダメージを与え、同じマスに駒が置かれるか相手の楔が生成されると消滅する。
コンボスキル:サンドオブフェイト
召喚:ひっくり返したあとの自分の駒でキャラ駒でない駒にランダムで2つ自分の分身を召喚する。
プロフィール
種族 | 神 |
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出身地 | 天界 |
趣味 | なし(昔はあったかもしれない) |
特技 | なし(昔はあったかもしれない) |
好きなもの | なし(昔はあったかもしれない) |
苦手なもの | 誰かと出会ってしまうこと、その人と別れること |
大事なもの | 神秘の砂時計 |
口癖 | 「宿命です」 |
神秘の砂時計を使って時を流浪する女神。
万物の過去や未来をすべて把握しており、生きとし生けるものが宿命を生きる様を見守り続けている。ウィブサニアにとっては過去、現在、未来といった時間の区別は意味を持たない。
時を流浪するため砂時計を使用すると、時のアジャストメント(日本語でいう『調節』『調整』)が発生し、ウィブサニアの容姿は変化する。ある時は少女、ある時は成人女性、ある時は老婆の姿に。幼くなろうと老いようと、彼女の才知と達観した落ち着きは変わることがない。
万物の行く末を把握するウィブサニアは、過酷な運命を背負う者に寄り添い、その苦悩に共感しながら励ましを送る心優しい女神。宿命を受け止め、乗り越えようとする者にはあたたかい助言を与え、その先にもたらされる成長と幸福の大切さを説いている。
その一方、人との別れを悲しく思い孤独を望む一面がある。
ストーリー決戦におけるウィブサニア
3000万DL記念に、ウィブサニアを主役にしたストーリー決戦が期間限定で開催された。
ウィブサニアはとある時空でファウストという少年に出会う。彼は「僕は絶対に将来、立派なお医者さんになります!」と、大人になることへの期待に目を輝かせていた。
時のアジャストメントが発生し、ウィブサニアの姿は少女から成人女性へと変化した。成長し青年になったファウストは夢を叶えたかと思いきや、悪魔の囁きに屈し闇へと堕ちてしまう。今の彼に患者たちから慕われていた頃の面影はなく、悪魔に命じられるがまま人々を闇へといざなう恐ろしい薬を生み出している。
最後にウィブサニアは「さよなら、坊や。またいつかの過去で会いましょう。」という言葉を残し、彼の宿命を見届けた。
再び時空を移ろい幼女の姿に変化した彼女は、エンデガという少年を見つけた。彼は12歳のときに事故で住む家と家族全員を失ってしまい、「事故の前に戻ってやり直したい」という思いで『時空操術』を身につけようとしていた。ウィブサニアは彼を止めたいと思ったが、これが変えることのできない宿命だと分かっていたためできなかった。
時が変わり、彼女の姿は少女へと変化した。数年が経ち、16歳になったエンデガはついに時空操術を身につけた。しかしそれと同時に、時空操術を身につける前の時間には戻れないことが発覚し、彼は失望した。ウィブサニアはそんな彼の姿に耐えられず、移ろう時に逃げ込んだ。
彼女にはどうにも耐えられない時があるのだ。この世界には変えようのない宿命があることが。そしてその宿命を、彼女だけが知っていることが。
余談
- ウィブサニアのイラストは進化前、進化、闘化の3種類のイラストがそれぞれ少女、成人女性、幼女の姿になっている。
- 3000万DL記念に開催された人気投票で1位だった。