効果
ウィリデ・ゴル・ゲルス |
SR 光文明 コスト6 |
クリーチャー:メカ・デル・ディネロ/メカ・エンジェル・コマンド パワー8000 |
相手のクリーチャーが3体以上あれば、自分のシールドゾーンにあるこのクリーチャーに 「S・トリガー」を与える。 |
自分のシールドが相手より多ければ、このクリーチャーを[光(2)]支払って召喚してもよい。 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
相手のターン中に、はじめて相手のエレメントが出た時、または相手が呪文を唱えた時、自分はカードを1枚引いてもよい。その後、そのエレメントまたは呪文以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。 |
概要
『王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン』にて登場したクリーチャーで、ウィリデ・ゴルギーニがメカ・エンジェル・コマンドに覚醒した姿。
第1効果はトリガー付与。
条件は相手のクリーチャー3体以上であり、序盤からシステムクリーチャーを展開したり、並べるタイプの速攻系相手なら、パワー8000のブロッカーを相手ターンに出せる。
とは言え、マジックの様な質と手数の多さで攻めるデッキ相手だと、少々心許ないところはある。
使えたら御の字と思うべきか。
状況次第なら、ドラン・ゴル・ゲルスの暴発効果から出せるのはありがたい。
そしてコスト変更効果。
シールドが相手より多ければ、光のマナ2枚で手軽に出せる。
トリガー付与よりも能動的に使え、シールド増加とその枚数参照の踏み倒しを行う獲銀月ペトローバとシナジーが期待でき、ペトローバを採用するなら必然的にシールドを増やすカードが多くなる。
そして最後の効果。
禁時混成王ドキンダンテⅩⅩⅡに酷似したカウンター効果だが、良くも悪くもコスト縛りが無くなっている。
相手ターン限定、かつ最初にカードをプレイした時に、そのコスト以下のクリーチャーを手札から出せる。
ドローを挟む為、踏み倒し対象をある程度自分で確保できるものの、誘発タイミングやコスト参照から使い勝手が大きく異なる。
また踏み倒し対象がクリーチャー限定なのもあり、相手が適当な低コストカードを使うと苦しい。
幸い文明指定が無い為、終末の時計ザ・クロックでのターン強制終了、白銀妖精コユキによる攻撃制限が可能。
特に転々のサトリ_ラシャは無色以外をタップし、なおかつコスト1と非常に軽い為、相手の盤面次第ではかなり助かるだろう。
また、地味にエレメントのコストを参照する為、クロスギアやタマシードといった非クリーチャーでも誘発。
相手が意表を突く為に採用したカードや、新たなカードタイプの登場にも対応しているのは評価できる。
翼速ザ・ウイングとの組み合わせも注目されている。
ザ・ウイングのドロー効果で手札の確保ができ、防御はウィリデ・ゴル・ゲルスによるカウンター効果で対応。
相手クリーチャーの数が多いとザ・ウイングのコスト軽減ができないが、逆にウィリデ・ゴル・ゲルスのトリガー条件を満たせる為、相性が良い。
条件を満たせば低コストで出せる為、超天使ゴルドラン・ゴルギーニの様なハイパーエナジーと相性が良い。
ゴルドラン・ゴルギーニをメインにするなら、シールド増加戦術が中心となる為、このカードの代替コスト効果も使いやすい。