CV:広橋涼
概要
『シャイニング・ティアーズ』のメインヒロインの1人。年齢118歳(ブレイド&アークビジュアル設定資料集より)。
どんな相手にも態度を変えずに接し、常に明るく、非常にさっぱりとした天真爛漫な性格の持ち主。
また、非常に好奇心旺盛で、他種族に偏見を持つエルフには珍しく人間に対しても友好的に接しており、能天気な一面を持つ。
なお人間と味覚が違う為なのか味音痴であるようで、彼女が料理を作った事を知った際はクピードが戦慄を覚えていた。
実はエルフの国である“フォーンティーナ”の第一王女その人で、堅苦しいことを嫌っていた彼女は弓の師であり、かつて世界を救った四勇者の1人であるクピードの昔話に影響されて閉鎖的で退屈な故郷での暮らしに嫌気がさして森から抜け出してきたという経緯を持つ。
ちなみに彼女が使っている弓は100歳の誕生日を迎えた時に、ある理由で弓を引かなくなったクピードから無理やり押しつ駆られたもので、ハーツに登場するアルヴィンは彼女の兄であり、ブレイドに登場するアルティナは実の妹である。
ティアーズでは“闇の仮面”に肉体を乗っ取られたゼノヴィアの攻撃を受けて瀕死の重傷を負って海岸に打ち上げられていたシオンを最初に発見。衰弱していた彼を“勇者亭”で匿い、その際に宿屋の亭主であるヴォルグからシオンが回復するまで使用していた宿代を請求された為、仕方なく(シオンを巻き込んで)宿で働く事となった。なお、シオンと長い間共に過ごしていく内に思いを寄せるようになっていった節がある。
他作品のラナの活躍
なお彼女は(2019年現在)外伝であるブレードアークスを除いたTonyシャイニングシリーズのほぼ全て(レゾナンスを除いて)に登場しており、シリーズの顔ともいえるヒロインでもある。
シャイニング・ウィンド
ヴァイスリッターの一員として活動しており、物語の中盤において風の精霊王ラッシィの声を聞いてキリヤたちをエルフの聖地へと導く役割で登場し、その後は神器の一体である妖魔王エルファーレン復活の阻止の為にほかのメンバーたちと共に彼らに協力する事となる。
ウィンド本編で語られることのなかったソウマの活躍を描いたアニメ『シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド』ではキリヤたち寄り先にソウマと接触していたことが明かされており、良く似た者同士という事も手伝ってなのかソウマとは気が合う様で、積極的に力を貸そうとしていた。顕現させる“心剣”は『風雷剣ブリッツブリンガー』。
また、(本編でも少し触れられていたが)、混沌の支配者“ゼロボロス”をその身に宿したシオン=ゼロを探す為に活動していたことが発覚しており、さらにもしゼロがその力を悪用した時は自らの手で彼を打倒そうと決意していたことが判明している。
さらにその後の物語を描いたモバイルゲームではソウマたちと共に神器の一体である悪魔王復活の為に暗躍するダークエルフのダレス一派との戦いに身を投じているほか、PCゲームではマオを除くヴァイスリッターの面々と共に聖ルミナス学園の学園祭に参加する為に“エルデ”へと遊びにやって来ていた。
シャイニング・ハーツ
霊樹の力で“ユーフォリア”にいる兄の元へと遊びに来ていた際にリック達と知り合いとなる。なお、何故か名前がミドルネームの「ラナ」という名称に変更されており、以降のシリーズではこちらの名前で統一することになった。
シャイニング・ブレイド
何だかんだといってもエルフたちの行く末を彼女なりに案じており、故郷で起きた異変を察知して舞い戻り、レイジたちに協力することとなり、故郷を救った後は叔父のアルフェウスに求められ新王女となった。
とはいっても行動自体は何も変わらず、当然のようにレイジたちの一向に加わるが、実際には女王として何をしたらよいか分からないと思い悩んでおり、妹であるアルティナの方が自分よりしっかりしていると考えている為に放任主義な部分が目立っていた。
ただしその一方で妹のことを誰よりも理解しており、アルティナも姉がそんな風に自分を見ている事に気付いている為、姉妹の仲は良好なものとなっている。
シャイニング・アーク
それまでに何があったのかは不明だが、小説で垣間見せた商人としての才能を開花させて交易船の行商人を担っており、その職業柄故に様々な世界を当たり歩いている為、絶海の孤島“アルカディア”唯一の村であるアゼル村に外の情報や様々な交易品をもたらしてくれる貴重な存在となっている。
また、過去の経緯から現在ヴァイオラと名乗っているサクヤとも面識があり、長い付き合いがある事を窺わせていた。
関連イラスト
関連項目
シオン・マグス クピード メイプル(シャイニング・ティアーズ) アルティナ・メル・シルフィス アルヴィン シャイニングシリーズ