僕と、契約してください。
概要
ある目的の為、レッド・サハランと契約を交わし冒険を共にすることになったネコヒトの少年。一人称は『僕』で、敬語口調で喋る。必ず人には『○○さん』と付けるが、同郷出身のベルーガは名前のみで呼ぶ。
番外編『誓いのハコブエ』ではネコヒトらしく猫舌な事が判明した。
クーバースの船・ヒンデンブルグの中で倒れていたところを極秘ファイル入手のため潜入したレッドに救出され、それからはメダリオンに反応するかのように姿を見せたラーレスを封印するため、一億の報酬と引き替えに契約を持ちかけて行動を共にすることになる。
クールを装っているがそれには過去に起きたある事件が原因で、祖父の助けになろうと鍵を盗んだ女の子と一緒に謝りにいくなど、ただ冷血なだけではない。
それでも目的を果すために、母の形見を無くしたと嘘泣きをして水路を開けてもらうなど、強かな一面も。
当初はあまり事情を話さず、依頼人として一歩引いた態度を取っていたが、特務室、そして死んでいたと思っていたベルーガの襲撃を機に事情を話す
エルは『契約者の一族』と呼ばれる一族の一員で、怪物ラーレスを再び眠りにつかせる使命を負っていた。
しかしエルが出歩いている間、何者かに里や民が焼き尽くされて一族は全滅。エルは「もう自分にしかラーレスを封印することは出来ない」と一族の使命を一人で背負い、いつ終わるとも知れぬ旅を続けていたのだ。
それを聞いたレッドは、契約中アスモデウスに身を置く事を――、帰るべき場所にする事を勧め、彼らとの距離を一歩縮める事になった。
苦手なものはムシで、ろれつが回らなくなるのはまだマシな方。巨大なムシを見た日には女の子のような悲鳴を上げてしまう。
モデルとなった猫はアメリカンショートヘアー。使った回数は少ないがバリアをはることが出来る。
イラスト
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ここから先はネタバレ注意
エルは男ではなく、実は女性である。詳しい経緯はエルの受難で。
なお本人は隠しているつもりはなかったらしく。僕口調も素である。