「最後の最後に笑ってりゃオレたちの勝ち、だろ?」
CV:柿原徹也
概要
17歳のイヌヒトの青年。同じ孤児院出身の義妹のショコラ・ジェラートと共にハンター稼業を営んでいる。師匠は恋愛以外は得意な凄腕ハンターのイヌヒト『カーマイン』。
オーソドックスな『だぜ口調』で一人称は『オレ』。自慢げな時は『オレ様』になる。基本的に名前は呼び捨て、もしくは「○○のオッサン」呼びだが、年上の依頼人には『さん』付けをすることがある。
大冒険を得てお金をガッポガッポと稼ぐことを望んでおり、そのためかショコラ曰く『ムダづかい』が多いとの事。金銭に関しては完全にショコラに尻を敷かれている。
番外編では、いつか役に立つかもと思ってコルクを集めている事が判明した。
愛機の名は小型だが怪力を誇るロボ『ダハーカ』。飛空艇『アスモデウス』を自宅兼移動手段としており、ショコラと一緒に暮らしている。
彼がいつも口に加えている骨は『カムボーン』というイヌヒト用の趣向品。
熱血漢で義理人情に厚く、困った人を放っておかない性格。
序盤で発生した写真家の依頼がやりこみ要素の形で(世界の危機に陥っても)引き続きこなしている状態になっていたり、船が沈む中、倒れていたネコヒトを(死んでて無意味な可能性があっても)放っておけず救助したりと、その一面は随所に現れている。この性格が功を然して巨大ハンターギルド「クーバース」を出し抜いた事もあった。
依頼にもメリハリを着けていて、死ぬ可能性のあったファイル強奪で『奪った文章が焦げていた』という理由で報酬が貰えなかった時も、悔しがりこそすれ根に持つ事はせず、他で別の依頼を受ける事で気を取り直した。
子供に対しても、感謝をしっかり伝えることを説くなど面倒見がいい。
この性分のおかげで住民に深く慕われており、冒険に出る時町の住民が見送りに来ている様子が写真に残っていたり、ダハーカでそこら中走り回っても止める人がいなかったりする。
知り合いも多くおり、元クーバースの情報屋である虎のネコヒトゲベックや本格的な修理を行える本職の技術者であるシュナウザーのイヌヒトのダムド。ゲーム開始後はダムドの元弟子であるネコヒトのクレープや一国の姫とも顔見知りとなる。
ハンターという職業柄勘も鋭く、その際はニオイやうなじ毛が逆立って察知することができる。
その反面メカに関してはショコラに任せていたからか、クレープという関西弁のネコヒトエンジニアに会うまでダハーカをカスタムした事がなく、カスタムという言葉すら知らなかった。
本人もダハーカから降りてしまうと無力になるため、単独でのロボ戦は攻撃をかわして銃剣型のスタンガンを打ち、痺れている間にトンズラするしかない。
熱血漢な性格が災いしてとことんムキになるため、初期のエルとは不仲だったり、クーバースの戦艦を「しっぽふーりふーり」と挑発した結果ミサイルをぶちこまれ雲海に沈みそうになったりした(一応挑発は「味方の船に乗っているから攻撃しないだろう」と考えた上での行動だったが)。
この短所に関してはショコラも「子供だよね」と呆れており、デュアルシップの男には「のせられやすい男だ」と内心バカにされている。
彼には孤児院に保護される前の記憶は無く、それまでの生い立ちや出自、両親については彼自身も含め誰も知らない。
・・・ただし、とある二人の男女を除いては・・・。
第一部最終章、強大な敵を前にピンチに陥っていた際、彼は自身の身体に隠された『力』を覚醒させる—――
関連イラスト
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シモン 同じく赤い露型の機械に乗っている中の人繋がり。空と地中という正反対の要素を持つ。
???(ネタバレ注意)