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概要編集

ディンギルの一人、エンリルと共に最上位に位置する存在で、「創界母神 キ」から慈愛の心を最も強く受け継いだ。

眷属として数多の竜を従えている。


以降、重度のネタバレを含むため閲覧注意。


























経歴

「キ」によって創造されてから長らく、真逆の性質を持つ存在でありながらもエンリルとは仲睦まじく過ごしていた。


ある時、エンキは自分達が住む「神域」とは異なる世界「竜域」を見つけ、そこで一人の少女「エア」と出会い、交流を行う。


だがその事実はエンリルの怒りを買うこととなり、エンリル率いる他の上位ディンギル達との全面対決が勃発、エンキは眷属の竜たちと共にこれに抗うが、彼我の戦力差は明らかであり、消耗しきったエンキはエンリルによってその身を竜に変えられる。

その後、エアが自らを犠牲に助命嘆願を行った事でエンキは「竜域」維持の要石『始まりの竜』として眠りにつく事となった。

その際、概念体となったエアの守護者としてエンキはラストゼオレムやテオゴニアスを始めとする眷属たちを遣わせている。


エンキが眠りについた後、エンリルは「竜域」滅亡の為のシミュレーションとして「世界を創造し無意味に滅ぼす」行為を繰り返し、やがてエンキとエア、ラストゼオレムとテオゴニアスに相当する存在の複製を内包した五つの世界「五色の世界」が誕生することとなった。


エンリルとの再戦

人とゼクス対ディンギルの決戦「討祓戦」終盤にてラストゼオレムと「五神竜」がエンキの代わりに要石となり、エンキは本来の力と姿を取り戻しエンリルとの決戦に臨む。

壮絶な戦いの末エンキはエンリルに勝利し彼女と和解、その後共に「竜域」の要石となった。


関連存在編集

エンリル編集

彼の双子の妹であるディンギル、慈愛を受け継いだエンキと異なり、「キ」から憎悪の感情を最も強く受け継いでしまった。

エンキとエンリルの争いが起こった理由もその性質故に双子の兄が自分以外の誰かに優しくした事に嫉妬したエンリルが、兄と彼が慈しんだ存在に対して神話規模の兄妹喧嘩を吹っ掛けたというものである。

「討祓戦」を経て和解し、現在は共に「竜域」の守護者となっている。


和解後はエンキ同様無色のカードとして収録されており、性格にも以前のような苛烈さがなくなった模様。


始まりの竜の巫女エア編集

彼が慈しんだ存在。

概念体となってしまった為エンキに関する記憶は失われている。


「邪竜」達編集

彼の眷属の中で最も彼に忠実だった者達、エンキの代わりに「神域」に留まっていた。

本来邪悪な存在ではなかったが、永い時を経てディンギル達の憎悪に染められてしまった上に、「ギルガメシュ」に利用され死ぬこととなった。

後に邪竜たちの力の残滓は、正しい進化を望む世界の意思「アバター」によってサルベージされ、それぞれの世界を守る為の力となった。


斑鳩つばさ、瀬戸内美波編集

「シャイニングエンジェル」のメンバー、「キ」の転生体である弓弦羽ミサキの監視役として新たに創造した眷属。

外見は人間やエンジェルに近いが、種族としての分類上はディンギルに該当する。

後にエンキからの指示で「討ち祓う者」の選定・任命も行っている。


「リバース・アルター」達編集

他のディンギル達との戦いで逃げ出したエンキの眷属の内「五神竜」「五帝竜」のオリジナルとなった存在達、分類上は全員がトゥルードラゴンに属する。

竜の姫君の出現の際に星界から現れたが、その中には何故かラストゼオレムと同じ姿をした個体も。

現時点では出現した個体全てが対となるドラゴンに吸収されている。


最期編集




























竜の姫君の存在とその能力を知ったエンキは、「自身が目覚めれば日本列島が沈没する」という世界の理を変えるべく、彼女に自身の存在消去を依頼し、世界から消滅する。

それに伴ってエンリルにエンキの慈愛の心が引き継がれ、ディンギル達によって竜域が滅ぼされる可能性は無くなった。


一方で、目的を見失ったエンリルは何故かアイドル趣味に目覚め、アイドルフェス「ステラ・リース」にポラリスの幻影とユニット「ミラクル・デストピア」を組んで出場したりしている。

関連タグ編集

Z/X-Zillions_of_enemy_X- ディンギル(Z/X) エンキ(メソポタミア神話)

始まりの竜の巫女エア

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