プロフィール
所属 | 青の世界 |
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種族 | バトルドレス |
CV | 明坂聡美 |
Illust. | 桶谷完 |
概要
青の世界を支配するスーパーコンピュータ『シャスター』を開発した7人の天才エンジニア「アドミニストレータ」の一人、数少ない「九頭竜院大学」出身でないメンバー。
老人のような口調と飄々とした性格が特徴。
物語のキーアイテムである『カードデバイス』の開発者かつ始まりの竜の巫女エアの協力者。
人物
彼女の前身は伝説の陰陽師「安倍晴明」を蘇らせる為のプロジェクトで生み出されたクローン人間「クロエ」。
それ故に陰陽道の心得があり、カードデバイスのシステムには陰陽術が応用されている。
シャスターの開発には世界をより良いものにすべく参加したのだが、徹底的に無駄をそぎ落とす方向で社会が変わっていった結果、「青の世界」はディストピアと化した。
この結末を悔いた彼女は「反シャスター派」を立ち上げ、自らがその首魁となった。
また、青の世界がディストピアとなった経緯故に、本当に価値があるのは「一見無駄なもの」であるという価値観を持ち、「オリジナルXIII」達の感情抑制機能を解除したり、戦隊ヒーロー風の特務部隊「バトルフォース」(後に「バトルゼクス」に改名)を組織したりしている。
反シャスター派の首魁としての仕事や、ベガ不在時の治安維持部隊のリーダー役、治安部隊の再編や各種特務部隊の司令官としての仕事をこなす重度のワーカホリック(やる事がないと落ち着かないレベルで、XIが食べるみかんの皮むきすら自ら行う)であり、マルチタスクで仕事を行う事で1日24時間分以上働いている。
この事は「ヴィクトリーエール ポラリス」のフレーバーテキストでネタにされており、「24時間働くおぬしへ勝利のエールを送るのじゃ。しかし、身体を壊しては本末転倒。ほどほどにの。」というポラリスの台詞に対しXIが「マルチタスク処理で24時間以上働くポラリス様が言ったところで “おまいう” じゃないですかね。」とツッコミを入れるというやり取りがあったりする。
現在はベガ達に青の世界の防衛を託し、「最悪のブレイバー」として現代に蘇った安倍晴明を止めるべく、「赤の世界」の勢力圏である九州に向かうが…。
関係者
Type.XI“Ze31Po”
彼女の護衛役を務めているバトルドレス、主人に対しても遠慮なく毒を吐く。
ポラリスによって大幅なカスタマイズが施されており、シャスターのアバター「アトラス」とも短時間であれば戦闘可能。
ゲンマ
「バトルフォース」のリーダーで、その活動故に定職に就けていない苦労人。
実はデネボラの部下の「アヴィオール」とは弟のアダーラ共々幼馴染だったりする。
安倍晴明
現代にブレイバーとして蘇った自身のオリジナル。
名も無き英雄の魂を練り上げて式神として使役する「最悪のブレイバー」。
ミカエル
竜の姫君を発端とする、晴明の秘術による赤のブラックポイント拡大と「虚ろのさざなみ」発生に対処すべく設立した世界間共同部隊「デジタル・ウィッチ」の「白の世界」側の代表。
余談
彼女の初出作品はゲーム『絶界の聖戦』。
それ以外にも、殆どのメディアミックス作品に登場している。
彼女が「安倍晴明」の関係者であるという設定は初代漫画版からの逆輸入であり、一部のカードのフレーバーテキストではそのことにちなんだメタ発言をしている。
関連イラスト
私的な場面で使用する「クロエ」の姿のアバター。
それ以外のシチュエーション。