概要
『グランディアエクストリーム』に登場するキャラクター。
CV:三木眞一郎
人物
ワープ魔法を専門に扱う地導師と呼ばれる数少ない職業。
地下の深くを流れる"地脈"の流れを読み取ることで、魔力の集積する場所に"ジオゲート"と呼ばれる転送用の魔方陣を設置し、人間や物質を距離という制約を無視して瞬時に転送させる術を使うことができる。
元々は、パイク、クロイツ/クロイツ(グランディアX)と共に、町に出向いては悪さをする不良であったが、地導師であった父親を事故で亡くしたため、急遽後を継ぐこととなった。まだまだ不良っぽさの残る18歳の熱血漢である。
転送魔法とはいっても、事前に"ジオゲート"が2か所以上設置されていなければ全く役に立たない能力であり、設置したジオゲートも何らかの外圧で簡単に消えてしまうため、仕事をする際は"ジオポイント"と呼ばれる地脈の集中するツボを逐一調査する工程が必ず必要になる。ある程度経験が伴えば"ジオゲート"なしで移動することもできるようになるが、半人前エヴァンには到底不可能とのこと。それでも素質と才能は確かであり、サポートが1人以上ついていれば、物質の正確な転送が可能である。
上記の理由から配達や運送向きではない能力であるが、発掘作業においてはこの上なく便利な術であり、古代遺跡の調査を現行しているノーチス軍から「ロッカの村の精霊暴走停止計画」に参加するよう、再三にわたって勧告されていた。
この件についてエヴァンは「くだらない戦争ばかりしているノーチス軍からの依頼なんて、うさんくさい」と返事もろくに出さず断り続けたため、後に上官となる"ディーネ少佐"率いる小隊によって拉致され、結局強制参加させられる事になる。
当初は無理矢理役割を押し付けたノーチス軍に反発したり、少年気分が抜けきらず斜に構えていたりもしていたが、作戦の遂行に地導師の力が不可欠であることは十分理解しており、田舎から連れてこられた自分だけが、民族的な問題を抱えた他の参加者の中で、唯一中立として動ける立場であったことから、(成り行きで)チームを統率するリーダーを務めることとなる。最初は連絡要員じみた損な役回りが多かったが、持ち前の面倒見の良さが評価され、次第に誰もが認めるリーダーへと成長していく。
ゲーム内での性能
装備可能マナエッグ:3 装備可能スキル:3
攻撃力 ★★★☆☆
防御力 ★★★☆☆
魔法力 ★★★★☆
抵抗力 ★★★★☆
行動力 ★★★☆☆
移動力 ★★★☆☆
習得必殺技
・Xスラッシュ
キャンセル効果のある単体技。初代主人公の「Vスラッシュ」の発展形。
・スパークボルト
雷属性。攻撃範囲が"自分周辺"のためやや扱いづらいが、発生は速く、LV7まで強化できる。
・サンダースプリット
直線上に雷の波動を飛ばす攻撃。先制攻撃時に使うと直線上のザコ敵全員を巻き込める。
・無敵のオーラ
一定時間ノーダメージになる。かなり有用。初代主人公の「不死身のオーラ」の発展形。
続編でユウヒ/ユウヒ(グランディアIII)も同名の技を会得するが、エヴァンの方が頑丈。
・天魔竜神剣
最強必殺技の全体攻撃。初代主人公の「竜神剣」の発展形であり、二代目主人公の技。
RPGの主人公としては珍しい雷属性使い。
ステータスは主人公らしく全体的に平均的な上昇率を持つが、実は物理攻撃力よりも、魔法攻撃力・魔法防御力が高く育つ。
スキルブック、マナエッグ装備数が3つずつと拡張性も高く、どんな方向性に育ててもハズレが無いので好きなように育成するといいだろう。魔法攻撃力がジェイドに次いで高いので、魔法アタッカーに育てるのもあり。
このゲームの難易度は易しめなので、無敵のオーラ、天魔竜神剣を習得する段階までいけば、よっぽど戦闘を回避していない限りは負けることは無くなる。
当たり前だが、主人公なのでパーティから外すことができない。ダンジョンに行くときは4人PTだが、ストーリー上ではエヴァンだけで戦闘を行う場面も何度かあるので、基本的には彼を主軸として育てることとなる。
ダンジョン攻略では、以下7人の中から3人まで仲間を連れて行くことができる。
バランスよく編成するも、プレイスタイルに合わせて一点に特化するも、全員まんべんなく使うも、あなたの自由。
仲間キャラクター
エヴァン / ブランドル / カーマイン / ジェイド / ティト / ウルク / ミャム / ルティナ