「開演は間近だが、どうやら我らが観衆はもう待ちきれないようだな?」
概要
対エリートエネミーの殲滅を得意とする★6術師。
プロフィール
人物
リターニアの一般的な大学生だったが、ヴィセハイムで起きた事件によって鉱石病に感染し、ハイビスカスの紹介を経て治療のためロドスにやって来た……というのが表向きの経歴であり、元の身分はウルティカ伯爵。かつてリターニアを恐怖に陥れた巫王の末裔であり、本来は生涯監視されながら伯爵領の高塔で過ごすはずだった。
イベント「塵影に交わる残響」にて、女帝の監視から脱し、ロドスに身を寄せるに至った顛末が語られる。
イベントでは皮肉屋でよく喋る人物といった印象を受けるが、その後ロドスに来てからは物静かになり、周りからは礼儀正しいリターニア出身のオペレーターだと思われている。
しかし、ロドスでの初の外勤任務を経た後、エーベンホルツの心境にも多少の変化が生じ、ドクターやごく少数人の相手には元の皮肉屋な姿を見せるようになった。読書会に参加することすらあるらしい。
性能
「戦場で響く楽の音には注意をしろ、特にリターニア人が相手の時には」
射程内に敵がいない場合はチャージを行い、次に攻撃するタイミングに斉射するという仕様を持つ秘術師の★6枠。圧倒的な攻撃力を誇り、全オペレーター中1位の数値を持つ。
モジュール実装によりさらに威力に磨きをかけ、そこに攻撃速度上昇や追加術ダメージが加わる。
秘術師にとって攻撃速度上昇はすなわちチャージ時間短縮に繋がるので、実用性からもぜひモジュールを開けておきたい。
スキル2「旧日の残響」は、全てのチャージを消費してトークンを配置する。このトークンは敵が接触すると爆発し、範囲術ダメージを与えた上でノックバックが発生する。
このノックバックは一般的な強制移動系に比べると吹き飛ぶ方向が読みづらく、運が悪いとオウンゴールしてしまうこともある。エーベンホルツがリーと同じくオウンゴール部と呼ばれる所以である。
一方で、オウンゴールさえしなければ敵は吹き飛ばされた後、元の進行ルートに戻ろうとするため余分な移動時間が発生し、上手くいけば想像以上に敵を拘束できるスキルでもある。
置いておくだけで一定の火力を出せるため使い勝手は悪くない。欠点としてはトークンが配置可能マスにしか発生しないため、地形によっては火力が出しづらい点。
当然ながらトークンが配置中のマスにはオペレーターを配置できないが、トークンはオペレーターと同じく手動で撤去することができる。
スキル3「無響の声」は、攻撃速度・攻撃力・素質のダメージ補正が上昇し、エリートまたはボスにのみ攻撃するようになる。雑魚処理には一切貢献できなくなるが、素の状態だと攻撃速度がやや遅い秘術師にとって、頻繁に攻撃せずここぞという時にのみ攻撃できるようにするのはメリットでもある。
エリートまたはボスにのみ攻撃可能な追加チャージを持つエーベンホルツにとって、非常に噛み合ったロマン砲スキル。初見攻略には向かないが、どこからどういった敵が来るのかが分かり、配置や攻撃タイミングを上手く調節してやればボスでも消し飛ばせる。
本編11章の蒸気騎士など格好の的である。
術耐性が高いボスはワンパンできない場合もあるが、ワルファリンなどのバフ、イフリータやサリアなどのデバフを駆使し、エーベンホルツでの討伐を狙ってみるのもいいだろう。
ボスすら一撃で消し飛ばす超火力はまさしくロマン砲。とにもかくにも敵を知った上で出すことが大事なキャラであり、特に一見して分類が分かりにくいエリート敵の下調べは念入りに。イベントによっては表記上エリートだが、特定条件下でなければエリート扱いされないといったケースもある。
ちなみに、統合戦略や保全駐在のように攻撃速度を盛れる環境であれば、数秒でフルチャージすることも可能。
また「配置時に敵へダメージ」系の「焦点」、「歳怒」といった秘宝とS2の相性は抜群。トークンを生成するたび「敵1体とその周囲にいる敵全員に3000の術ダメージを与える」という脅威的な威力を発揮する。が、攻撃してはいけない敵をうっかり起動させてしまうこともあるので注意。