CV:遊佐浩二
冥府の罪人
「冥府の剣王」とされ、ミランジョがボッス王国を滅ぼすために冥府より連れ出した罪人の一人。
全身を覆う鎧に身を包んでおり表情は見えないが、強者と対することで武者震いし、また他者の苦しみを見ることで恍惚とした仕草を表す。
戦闘時に攻撃されても痛みは感じず、身体を切られても再生する。
接近した相手には剣で戦い、離れた相手にはシラサンペという高速の指弾を秘孔に当てて動きを阻害する遠当ての暗器術を使う。
その再生能力によりボッジの天敵であるものの、ボッスの圧倒的な力には敵わず岩の中に封印される。
しかしキングボによって解放され、首を遥か遠くまで撥ね飛ばされ、取り戻しに向かう。
元・冥府騎士団団長
オウケンは前冥府の王サトゥンの息子であり、超能力は受け継がなかったものの戦闘能力は高い。冥府の王デスハー、貴族デスパーの2人を兄に持つ孝行弟であり、冥府騎士団の団長を務めていた。
彼は元は温厚な性格であり、仲のよい3兄弟の末子として兄たちと共に歩んでいたが、25歳のときに不老不死となるとともに正気を失い、冥府の罪人に堕ちた。
デスパー曰く「病気もなく、歳も取らず、まして死なないなら、生物から一番初めに失われていくものが心」「もはや自我すら失われている」「もう人間ではないんですよ。でも見捨てませんよ」