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概要

2013年4月にふりーむ!にて公開されたフリーゲーム

第9回ふりーむ!ゲームコンテスト長編RPG部門で金賞に輝いた。

全25章構成。フロントビューの戦闘、ワールドマップ有り、町有り、レベルアップ制のオーソドックスタイプのRPGである。

武器は素材を用いて練成し強化していくシステムとなっている。戦闘では5種類の『戦技』から最大8つまで自分で選択し、キャラクターにセットして戦うシステム。

クリアまでの平均時間は25時間程、OP・ED両方ともボーカル入りの主題歌あり等、非常にボリュームのあるゲーム。周回プレイ限定のイベントやENDもあり、やりこみ要素も楽しめる内容となっている。

現在Ver2.28が公開されている。


ストーリー

』それは『ヨミ』と呼ばれる魔物を倒すことができる唯一の存在

二百年前、人は突如出現したヨミになすすべが無かった

新兵器である『銃』さえもヨミの前では玩具同然だった

家族を殺され、友をほふられ人は静かに滅びを悟る

しかしある日聖地オヴェルスから神獣と名付けられた四体の古代生物が発見された

一人の人間はその古代生物の細胞を埋め込むことにより人知を越える力を手に入れた

……ある代償と引き換えに

やがて神獣の細胞を埋め込んだ人間による独立討伐隊が結成され

その隊の人間は自分達のことを黄泉から飛び立つ存在……『』と名乗るようになった

そして『』から成るその独立討伐隊は

始まりの地とも呼ばれる聖なる地から名を取りこう呼ばれるようになった


オヴェルスの翼』と

(公式サイトより引用)


登場人物

ツウァイス=フェルディナン

物語の主人公。使用する古代神器は剣。羽であれば誰もが使える守護神獣の力、『飛力』を開放することが出来ない欠陥体であり、その証である『隻翼』の紋章を持つ。階級は一番下の白羽だが、黒羽を凌ぐ剣の実力で2年間たった一人でヨミを駆逐してきた。ある目的の為に人間であることを捨てて羽になった。目的以外のことには一切興味を示さず、また回り道を嫌う。物語序盤では冷静で冷酷な性格が目立つ彼だが、第56小隊に配属されてから次第に心に変化が現れる。

守護神獣の力を解放出来ないため、ツウァイスだけ飛牙を覚えることはない。しかし、閃器を覚えさせることで攻守ともに属性のある戦技を使うことが出来るようになる。



レイン=ルナハート

第56小隊の隊長を務める黒羽の女性。使用する古代神器は弓。守護神獣は水のファラ。誰に対しても心優しく、穏やかであるが確固たる信念を抱いている。少々生真面目過ぎるがそこも彼女の長所である。

『羽落ち』と呼ばれる廃人になった恩人がおり、その人物と同じように「目の前で泣いている誰かを助けたい」と望み、オヴェルスの翼に入った。その為、自分の益にならないことを避けるツウァイスとはしばしば衝突することも。時を重ねるにつれ、互いに羽になるに至った恩人の存在を接点に、二人は任務の中で少しずつ解り合っていく。

水の守護神獣の力による治療が得意であり、戦闘では回復役として非常に重宝する。閃器を含め、回復技を覚えるのは彼女とアルゼの二人だけである(他のキャラクターも一応回復する戦技を習得可能だが、パーティ全体を回復させる戦技を習得出来るのはこの二人だけ)。攻撃力は低いが飛力は全キャラクターの中で最高値を誇る。飛牙や閃器メインで攻めるのが良策。



ベルガー=ヲールス

過去にオヴェルスの翼を脱退した元黒羽の男性。使用する古代神器は斧。守護神獣は炎のイフリクス。基本的に無口な性格で、次々と起こる事態にあまり絡まない。殆どの相手をセカンドネームで呼ぶ。元々第22小隊の隊長であったが、ある理由で脱退。一度オヴェルスの翼を抜けた者はその後、羽として行動することを禁じられているが、ツウァイスの追っている者を知り56小隊に同行する。元黒羽であったこともあり、脱退後も劣らない強さを持つ。

高いHPと攻撃力を併せ持つが、かなりの鈍足。強い敵との戦闘では攻撃役として活躍が期待出来る。飛牙より奥義中心で戦闘を進めていきたい。



アルゼ=ボルクナート

ソフィアと共に56小隊に配属された青年。使用する古代神器は槍。守護神獣は雷のディクトール。白羽であり、戦闘ではよく成体にやられて戦闘不能に陥ることも。常に明るくそしてお調子者で、隊の中ではムードーメーカー的存在。寝るのが好きなのか、ことあるごとに眠っている姿がよく目立つ。隊長のレインに密かに想いを寄せているのか、彼女に対しては少し態度が違うことも。槍術が苦手で、奥義ではリーティア軍開発の炸裂弾を使用して戦う。物語中盤では不穏な気配を見せるが・・・?

奥義による攻撃が強力。全体攻撃の上確実に相手を状態異常にさせる(ボスには無効)。閃器や特技では回復技も覚える為、攻撃も回復もこなす万能型である。秀でた特徴は無いが、雑魚戦でもボス戦でも輝けるキャラクター。



ソフィア=エルフィオ

ツウァイスと同様、欠陥体である隻翼持ちの白羽。使用する古代神器は双剣。守護神獣は風のエオルート。一緒に配属されたアルゼとはよく口喧嘩をしている。仲間想いな女性で、普段は無愛想だが、仲間が危機に陥ると全力でその危機を排除する程。彼女もまた、ある目的の為に羽となり戦いに身を投じる。隻翼である理由を、「飛力のコントロールが上手く出来ないから」と語るが・・・。

奥義、飛牙共に全体攻撃となっているので雑魚をたくさん狩ることが出来る優秀さ。古代神器が双剣であり、通常攻撃は二回攻撃となる。



ザイン=オーランド

オヴェルスの翼の頭首であるザッシュ=オーランドの息子。使用する古代神器は刀。守護神獣は風のエオルート。かつては『首狩りの風』と呼ばれ、反逆者である咎羽の暗殺を専門として暗躍していた黒羽。同胞を殺す内に、父のザッシュが敷いたレールの上を歩くのが嫌になり隊を離反。現在はゼフォン島の孤児院兼教会に居候している。ゼフォンの民の血が流れており、彼らと同じく耳が長いのが特徴。

能力値としてはパーティーの中で最速。早く行動が出来るので、ピンチの時は道具による回復に徹するのも一つの手。攻撃力も高く、スピードアタッカーとしての役が光る。



ゼフィス=クレイン

56小隊の伝令員。使用する古代神器は大剣。守護神獣は炎のイフリクス。レイン達が配属される前までは、ツウァイスと二人で任務に当たっていた。赤羽だが56小隊では非戦闘員であり、実質ヨミの駆逐はツウァイスに任せていた。彼の友であり少ない理解者。ゼフォン島のことわざを良く使う。56小隊を影から支える良き青年だが、そんな彼にもある目的があり・・・。



カリス

10年前、突如として現れたヨミ。人間に近い姿をしており、恐ろしいほど冷たい目をしている。オヴェルスの翼を潰すことを目的としており、その為に戦力となるヨミや羽を集めている。ツウァイスが追っているヨミでもあり、彼が羽になる要因ともなった存在。体内に古代神器を収納する能力を持ち、殺した羽から奪った神器で戦う。非常に高い戦闘能力を持っており、過去に9つの小隊を壊滅させた。下手に手を出せないことから、オヴェルスの翼本部が駆逐を見送っている。

ある羽を倒す為に画策を続けており、時折意味深な言葉を残す。普通のヨミとは違い、人間に似た姿を持つ彼の正体とは・・・。

戦闘システム

戦闘では通常攻撃の他に、『戦技』と呼ばれる5種類の特殊な技を使うことが出来る。


『奥義』―――HPを消費して繰り出す強力な技。レベルアップによって習得出来る。


『飛牙』―――WAPを消費して繰り出す魔法に近い技。各キャラの守護神獣の属性に応じたものを覚える。レベルアップによって習得出来る。


『翼技(ウィングドライヴ)』―――Wing Drive GageがMAXになると放つことが出来る技。奥義を一定回数使用することにより奥義と同名称のものを修得。奥義と性能は同じだが必中。HPもWAPも消費しないが、Wing Drive Gageが0に戻る。使用するとキャラクターのカットインが表示される。


『閃器』―――装備する古代神器自体が覚える飛牙のような技。飛牙と違う点は、自分の属性以外のものも覚えられるということ。習得方法は、その閃技が使える古代神器を装備して、必要なポイント分敵を倒すこと。


『特技』―――1回の戦闘中に3回まで使用できる技。HPもWAPも消費しない。特技の書を使用することで覚える。

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