「ついに来たか勇者よ。約束は覚えているかな?さあわしと戦うのだ!」
概要
第8世界にして死者の魂が集う“バルハラ宮殿”に住まう新しき神々の1人にして、孤高の誇り高き戦士。
角の生えた初老の男性で、自身が治める世界に集う死者の魂を蘇らせる力を持っており、主人公たちが初めて戦いに敗れて全滅した際に、“いつか自分と戦うこと”を条件として何度でも復活させてくれる偉大な人物。
その実力は本物で、特にグングニルの一撃は最強を誇り、主人公たちが集めた秘宝の総取りを目論んでいた新しき神アポロンすらも主人公たちがオーディンを倒せる可能性に賭けて博打を打っていた程。
秘宝の力で新しき神と呼ばれるようになってから、その力を使って数多くの戦士たちに救いの手を差し伸べて来たが、永い時を生きている内に次第にその行為に虚しさを覚え始め、いつの日か最強の戦士と戦って雄々しく散ることを望むようになっていった。
主人公たちが己の元にたどり着いた際は、愛馬スレイプニルと二羽のカラスを引き連れ正々堂々と対決。激闘の末に遂に敗れ去ると、自分と打ち破った主人公たちをまるで孫の様に思う様になっていたという自身の思いを打ち明けた後、永きに渡る生涯に幕を下ろした。
ちなみに、一度も全滅せずに彼の元にたどり着いた場合、GB版では無言で戦闘になる。
リメイク版では全滅経験がない場合も戦闘前に会話が追加されたが、主人公達を戦いに命をかけることをせぬ臆病者扱いし、宮殿に死者以外が足を踏み入れることは許さないと戦いとなるなど、全滅経験がある場合とはかなり印象が異なる。
ロマサガRSではアシュラやアポロン、ビーナスらの神々と共にプレイアブルで登場している。キャラクターデザインはGB版準拠でレアリティはオリジナル(藤岡勝利)版がS、2023年の秘宝伝説祭で登場した新規描き起こしがSS。
オーディンがらす
オーディンの肩にとまるオーディンの僕である2羽の烏。
「ふいうち」で「つめ」や「くちばし」を使って攻撃し、「めつぶし」で相手を暗闇状態へと誘う。
また、翼をはためかせて「たつまき」を発生させることも可能。
スレイプニル
オーディンの愛馬である8本足の軍馬。「はないき」や「たいあたり」で攻撃して来るほか、強靭な脚力から繰り出す「ダブルキック」や「ほのお」で敵を瞬く間に屠る戦法を得意とする。
なお、後に通常の敵としても登場する。