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オートマン

じどうにんぎょう

任天堂のDSゲーム『超操縦メカMG』に登場する、自立行動型の無人のマリオネーションギア(メイン画像の左右の機体)。
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概要編集

任天堂のゲーム超操縦メカMGに登場するロボット、マリオネーションギア(以下MG)のうち

人形都市に属する自立可動型の無人のマリオネーションギアを指す。

作中では自動人形、もしくはオートマンと呼ばれる。

人間に対して攻撃的な行動を取る為、基本的に駆除対象となっている。

胴体や肩等に顔があり、コクピットが存在しない。



ゲーム開始当初は、暴走オートマンという呼称のされ方をしており、それほど頻繁には人前に姿を

現す事は無かったが、開始時点で1ヶ月前に都市が1つ、オートマンによって壊滅している。


基本的に単独行動で、連携したりといった高度な戦術は出来ない。・・・とされていた。

だが、人形王と呼称されるオートマンが出現する様になると状況は一変。

組織的な統率された行動を取るようになり、各都市に対し大規模な進軍を開始した。


発生源である人形都市は、八工房の1つである闇工房によって人の手で生み出された

無人の工業都市で、開発した闇工房は、暴走オートマンの責任を問われ工房は解体。人形都市もマリオネーションギア協会の監視下に置かれた。協会によると人形都市は活動を休止する際に、迎撃態勢になり、人間は近づけない様になる。

当初この人形都市は同型のオートマンを全自動で製造し続ける工房と認識されていた。


だが、次第に新型のオートマンが出現しだす事で、都市自体が自ら思考して新たなオートマンを生み出すという、いわば人形都市自体が自己進化型の巨大な自動人形である事が判明した。


作中世界にはまだ普及していない飛行技術やサイボーグ技術を獲得し、それまで数では勝るが機体そのものは人形使いが操作するMGよりも弱いとされていたが、戦闘力自体も人形使いのMGを超えるようになり、オートマンにとって脅威になるであろう人形使いをピンポイントに襲撃したり、

人質を取って他の人間を誘い出すといった悪だくみまでする様になる。


この急速な戦術や知能の発達の背景には、それまで人形都市を秘密裏に管理していたベルソン重工の影響があると思われる。そもそも人形都市は、このベルソン重工の資金援助によって生み出された施設であり、ベルソン重工は、人形都市のオートメーション機構をフィードバックしてMG製造の完全なオートメーション化に成功しており、これにより世界初のMG大量生産を実現した。


これにより量産されたコマンドディーガーを軍隊として運用した傭兵部隊ナイトシェイドの活動時期から逆算すると、オートマンが急速に暴れ出した時期(ゲーム開始時から1ヶ月前)と、ナイトシェイドがコマンドディーガーを購入し運用を始めたであろう時期が、ちょうど重なるのではないかと推測される。ちなみにナイトシェイドは卑劣な手段を取る事を厭わない無法者の集団である。


これらのベルソン重工やナイトシェイドらの手段や組織運用などを人形都市が学習した結果、

オートマンの急速な狂暴化と軍隊化が促進された可能性は高い。

最終的に人形都市は都市自身をも超えた知能を持つオートマンの神、人形神を生み出す事により、シンギュラリティを引き起こすに至る。

人形都市を支配していた筈のベルソン重工がオートマンの叛逆によって壊滅したのも、この人形神が人形都市の管理権限を超えた存在として生み出されたため、ベルソン重工を壊滅されるという

命令を、人形都市並びにオートマン全軍に対して下せる様になったからだと思われる。



人形都市の生みの親である闇工房の人形師ファウストは、暴走オートマンの責任をとるかたちで

収容されるものの、人形王率いるオートマン軍団が収容所を襲撃してファウストは脱獄。

その襲撃の際に大怪我を負うものの、人形都市によってサイボーグに改造されて延命し、

その知識を人形都市の発展の為に利用される。

主人公達が人形神を倒した後は、もう一つの人形都市を止める為に非自立型オートマンに乗って

主人公達を導き共に戦うが、全ての人形都市が停止すると共に自身の改造部位も、やがて機能を

停止する事を主人公達に告げ、もう心残りはないと言い何処かへと去っていった・・・


人形都市の製造物編集

オートマン編集

基本の初期型オートマン。常に右腕しかない。右腕でぐるぐるパンチを行う。

オートマンの攻撃はオートマン自身にも当たる為、密集させて同士討ちを狙うのが基本戦術。

イベントではトーテム等を設置する作業要員として描写される事も多い。

唯一、味方NPCとして共闘するオートマンでもある。

オートマンW(ワイルド)タンク編集

両腕につけたハンマーでぐるぐるパンチを行う。ガード機構を持たない。

オートマンPK(パープルナイト)編集

両腕のあるオートマン。やはりグルグルパンチ。格闘に対しガードを行う。

平らな形状故に重心が不安定な為かダウンしやすい。

M(マリオネーション)キラー編集

デカくてパワーと耐久力がある。グルグルパンチの最高速度はかなり速く、ダウン効果と相まって

ガードし損なうと、そのままハメ殺しにされる。ナイトシェイドが数人の人形使いに壊滅させられたデータに基づいてなのか、人形使いに対し刺客として優先的に差し向けられた。通称人形狩り。

アームド・オートマン編集

プライヤーの様なアームを前面に装備している。オブジェクトを掴んで投げる唯一のオートマン。

連撃速度が速い為、上空に打ち上げられると、そのまま地面に落ちる事なく延々とハメ殺される。

アームが前面に突き出ている為 間合いが広く、更に移動速度もかなり速い。

オートガンナー編集

両腕に回転砲台を持つ射撃型オートマン。上級難度ではかなり危険な存在。

砲台にも打撃判定がある為、接近戦も安全ではない。

車両形態で攻撃できる重工房や木工房、特工房の機体が戦いやすい。

キラーガンナー編集

Mキラーをベースにした射撃型オートマンで、量産機としては最強のオートマンでもある。

凄まじい火力を誇る反面、同士討ちさせた際の効果も凄まじい。

ガード機構がある為、ガードし易い高難度の方が攻撃を中断させやすかったりする。

オートフィッシュ編集

コントロール装置によって招集される小型の飛行型オートマン。

当たり判定が小さく攻撃力もあるため、かなり強い。しかも条件付きで無限湧きする。

装置を破壊して逃げ回れば、ビル等に引っかかったまま砲撃して自滅する。

ビルを持ち上げて盾にするなり投げつけるなりすれば、更に処理しやすい。

ビッグフェイス編集

スタンダードな飛行型オートマン。格闘機体だとキツい相手。

こちらを認識すると高度を上げるため、攻撃が当てにくくなるが、

こちらが変形すると低空飛行になるため、攻撃を当て易くなり自滅も誘発しやすくなる。

ビッグボマー編集

ダウン効果を持つ爆撃機タイプのオートマン。ダウンハメが怖い。

デビルフェイス編集

装甲などのスペックが最も高い飛行型オートマン。

コントロール装置編集

オートフィッシュの制御装置。破壊しない限り、オートフィッシュを呼び続ける。

破壊すると爆発するため、格闘を仕掛けるのは危険。

ローザーの車両形態などで持ち上げて盾にしつつ、敵に投げつけて破壊するとよい。

トーテム編集

新旧問わず、付近の全てのマリオネーションギアを操縦不能にさせる波動を放射する。

どうやっているのか不明だが初期型オートマン達が片腕で建造している。

時間制限があるため、車両で突撃して処理するのが基本だが、殴っても破壊可能。

人形王編集

前線に出てオートマン軍団を指揮するオートマンの司令塔。装甲・格闘・射撃の全てが高水準。

特に装甲は人形神をも上回る。格闘と遠距離への光輪の他、周囲に範囲攻撃をする。

人形神編集

人形都市を統べる、人形都市の最高指揮官。人形都市の外に出てくる事はない。

他のオートマンとは一線を画する鋭利なデザインをしている。

ファウスト曰く「時間と空間を超越し次元を捻じ曲げ全ての理にとらわれない存在。」

との事だが、強敵ではあるものの戦えば倒す事は可能。

イベントだと凄まじいスピードで移動しているが、実際に高速移動するのは

中距離からの飛びかかり攻撃の際のみ。人形王同様、範囲攻撃を行う。


関連タグ編集

超操縦メカMG 八工房 シンギュラリティ

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