「…五月蝿い去勢されたBorg(豚野郎)」
「ああ…私…こんな幸せでいいのかしら…」
プロフィール
概要
月山家執事、 カナエ=フォン・ロゼヴァルトの本名。
実は男装の女性。
叶(Kanae)は家族の頭文字からとり、自ら名付けた名前である。
Karren
Nathanaol
Arunolt
Emma
ロゼヴァルト家壊滅後、自力で月山家に辿りつき執事として雇われる。
そして、父の遺言を継ぎいつか家を再興するべく兄達の代わりになろうと男装するようになる。
(使用人達には正体を勘付かれていたが月山は気づいていないらしい)
しかし男として振舞う一方で月山を愛し、密かに女性の衣服を着るなど女として生きる道にも未練はあった模様。
故に月山の心を占めるカネキや人間の分際で自分と平等の笑顔を向けられる掘ちえに嫉妬していた。
月山の消沈後は献身的に尽くし快復しない主に心を痛めていたが、本心では気に入らない者と会わず、彼が眠り続けることで傍にいられた為に月山の快復を望んではいなかった。
エトには「あなたに主を思いやる気持ちなんてない」とまで断言されている。
事実、エトの洗脳後。カレンの口から「あの寝床(衰弱して眠る月山)に帰るのだ」と漏らしており、月山への愛は独占欲に近い。
イブがリンゴを食べたのは男を愛する為と解釈しており、男として生きつつも本心では女として月山に愛されたいと望んでいた。
カネキによって屋上から放り投げられた月山を追って飛び込み、己の死期が近いことを悟り亡き家族に謝罪しありのままの自分を晒して彼に愛を告げる。
月山はカレンが女性であることを既に知っており、全てを許され柵から解放されたカレンは月山を赫子で逃がし、そのまま地面に衝突する。
(実はカネキはカレンが月山を助けると見込んで意図的に投げている)
余談
単行本のプロフィールでは性別が男として載っている為、読者を驚かせた。
しかし叶が収穫中にフォーマルブラックを被っていた為、早くも女性ではないかという声もあった。
ちなみに見事に男装していた為に登場人物に気づかれることはなく、劇中では容赦なく攻撃されている。(トルソーは顔面に集中攻撃。瓜江は絞殺未遂。カネキは…)
奇しくもCCGに男装の女性がいる。