概要
2012年に設置された匿名掲示板サイト。「女子のためのおしゃべりコミュニティ」というコンセプトで設立された。
「女性向け2ちゃんねる」とも評される。
2020年3月には月間10億ビューを記録するなど、非常に大きな影響力を持っているウェブ掲示板の1つであり、ガールズちゃんねるに投稿されたトピックやコメントが他の女性向けニュースサイトなどに引用されることも多い。
機能としてはおおむね他の匿名掲示板と変わらず、トピック(2ちゃんねる等における「スレッド」に相当)を投稿したり、それに対してコメントを書き込んだりすることができる。さらに独自の機能として、それぞれのコメントに対してプラスマイナスボタンが設置されており、評価を送ることができる。
話題は芸能ニュースから恋愛・家族関係の悩み、身の回りへの愚痴、美容や趣味、テレビ実況など様々。また、カテゴリを超えて話題が出るようなことも比較的許容されており、例えば「スポーツ」カテゴリで選手の話をしている時に、ドラマの登場人物の名前を出すようなユーザーもいるが、他ユーザーから咎められるようなことは少ない。
ユーザーの多くは2ちゃんねる系統における「鬼女板」(既婚女性板)をはじめとする女性向け板の住民と重なる、もしくはこちらに移行してきたと見られており、2ちゃんねる用語も一部引き継がれている。
掲示板のモラルを維持するため管理人によって検閲が行われており、タイトルや1コメント目で引用された外部リンクの内容によってはトピックの設立ができない場合もあるほか、著しく風紀を乱すと判断されたユーザーは投稿を停止させられる場合がある。
書き込み可能期間はトピックが立てられてから30日間限定であり、それ以降はコメントのプラスマイナスも付けられなくなる。
なお、「ガールズ」と名乗っているが、鬼女板から流れてきたユーザーが多い、ということからもわかる通り、ユーザーの年齢層は比較的高いとも言われている。また、利用者の性別が問われることはなく男性でも利用可能(当然ながら歓迎はされないため、男性の場合いわゆる「ネカマ」のユーザーや、性別を限定しないフラットな表現の書き込みを行うユーザーが大半である)。
芸能人では遠野なぎこや水森かおり、指原莉乃らがユーザーであることを明かしているほか、六代目神田伯山も男性ながら利用しているという。