概要
1979年11月22日生まれ。神奈川県川崎市出身。出生名及び旧芸名は青木 秋美。旧芸名は遠野 凪子(読み同じ)。
かつては東宝芸能、ワイルドビジョン、キャストパワーに所属していた。2024年10月1日より、一部業務を株式会社楽久縁に委託する形でフリーランスとして活動することを発表した。
弟と妹の付き添いで通っていた児童劇団でスカウトされ、6歳の頃から子役として芸能活動を行う。1991年、テレビ朝日『鳥人戦隊ジェットマン』のゲストで女優デビュー。
1994年、テレビ朝日『嫁の出る幕』にレギュラー出演。この作品より「遠野凪子」を名乗る。
1995年末から体調不良を理由に芸能活動を休止する。
1999年、NHK朝の連続テレビ小説『すずらん』でヒロイン・常盤萌を演じ、芸能界復帰。
2001年、映画『日本の黒い夏─冤罪』で日本映画批評家協会新人賞を受賞。
2010年5月15日、芸名を「遠野なぎこ」に改名したことを公式ブログで発表した。
私生活では2009年5月13日に1度目の結婚をするが、同年の7月23日に離婚、その後2014年5月5日に別の男性と2度目の結婚をするが、同年6月28日に離婚、2023年2月22日に3度目の結婚をするが同年3月7日に離婚しており、その後も付き合っては別れてを繰り返すなど多くの恋愛遍歴があることを語っている。
人物
実母から暴力・暴言などの虐待を受け、自殺を図ったり強迫性障害を発症したりなど長年トラウマに苦しめられていること、特に容姿について言われ続けたことで摂食障害・醜形恐怖症に陥り治療を続けていること、20代後半からは完全に絶縁していたことを公言している。なお、その母は2022年に自殺している。
週刊文春のインタビューで語るところによれば、母は女優志望だったが若くして妊娠してその道を諦めたため、娘(遠野)に対しては「夢を壊した邪魔者」と思っていた節があり、「女」を最後まで捨てられず、親子ではなく同じ「女」として成長する遠野に対抗していたのではないかとのことである。
遠野の下には弟と妹2人(1人は異父妹)がいるが、そちらは暴力を振るわれていなかった(ただし、直接的な暴力はなくともネグレクト状態であったことは言及している)。きょうだいのことは大切に思っているが、母の死後はフラッシュバックが起こるのを防ぐため連絡を取っていないと語っている。
愛猫家であり、ブログにも猫の写真を数多く投稿している。