概要
『キミがいれば(十字路ヴァージョン)』とは迷宮の十字路で使用されたBGMで、歌手が『伊織』から『Reiko』に変更されている。
変更された関係で曲の雰囲気も若干変わっているがやはり処刑用BGMとして使用されている。
使用された場面
ここからは、ネタバレを含みます
『義経になりたかった弁慶か…』
『あんたが弁慶やったら義経は安宅の関で切り殺されてんで…』
終盤、事件の犯人と戦う平次だが相手は二刀流(毒が塗られた小太刀)を使いながら平次を追い詰めていく。しかし、そこにコナンが現れて倉に刺さった矢を使い上空に飛び上がり、キック力増強シューズで威力をつけたサッカーボールで小太刀を弾き飛ばす。
犯人がひるんでいる間に平次は体制を整えて狙いを定め、遂に犯人をみねうちで倒し捕縛することができた。(上記のセリフは平次が犯人に向けていったセリフ)
その後、手下達は逃げようとするが、先陣を切って相手を蹴り飛ばす女子高生や華麗な一本背負いで犯人を地面に叩きつける迷探偵、起き上がろうとした手下への後ろから木の棒で叩く警察官などおなじみのメンバー達により一網打尽にするのだった。
余談
平次が言った『安宅の関』とは義経記などで描かれている物語で、山伏姿に扮した義経一行が関所を抜ける際に、疑いを晴らすため君主である義経を弁慶が金剛杖で殴り関所の番人からの同情を得て関所を通り抜けることに成功した。
その後、敵を欺くために君主に手をかけたことを泣きながら謝罪をする弁慶に対して義経は優しく彼に接し許したという義経と弁慶の絆を描いた物語と劇中内で話されている。
しかし、今回の事件の主犯である武蔵坊弁慶の場合では…君主は殺害されるという話になっていたかもしれない。
首領になるために仲間を殺めて宝を独り占めしようとしたり、部品を手に入れるために平次を何度も襲い、平次をおびき寄せる為に和葉を攫うなどの凶行を行い続けた犯人の行いではそう見えてもおかしくない。