概要
プロフィール
本名は「シノハラ キョウカ(四ノ原 京香)」で、別世界の神奈川県横浜市青葉区出身で、そこが彼女の世界では首都になっている。
人物像
紫のロングヘアが特徴的な大人びた少女で、メンバーの中では唯一女性語を多用する。
常に冷静沈着で良くも悪くも合理主義的。
的確な判断と指揮能力で「遊撃隊」を引っ張る司令塔であり、必要とあらば一目散の退却も辞さない。
自分達のことはあくまでも「機能集団」と称している。
また、任務中は感情を滅多に出さず、自分達をやや一方的に責める人々に対しても淡々と状況を説明したり、自分達の任務を全うしようとする等、終始目の前の事態を治めることに徹している。
こうして見ると冷たげな人物に思われるかもしれないが、自分達を庇って散った兵士の真意を汲み取ったり、その遺族には礼と謝罪として頭を深々と下げる等、彼女なりの温情とケジメを持っている。
また、ユイの行儀の悪さに苦言を呈す等ややオカン気質でもある他、彼女のちょっかいには毎度ムキになって反撃する等、根は子供っぽいところもある。
他にも、普段の食事はカロリースティックで必要最低限の栄養のみ摂取しているが、リコお手製の料理を前に口では節約を解きながらも、顔をほころばせてがっつく姿を見せており(むしろ、ユイ並みに食い意地が張っている面もある)、根っこの感性は年相応の少女らしいものになっている。
実際、旧京都エリアにやってきた際には他の仲間の物よりも巨大な餡蜜を貪っていた。
総じて、普段の毅然とした態度はあくまでも任務遂行と生き残る為の物であり、非戦闘時にみせる姿こそが本当の物である模様。
実家は総合病院を運営しているが、その家業を継ぐことはあまり乗り気ではない模様。
キョウカの世界では修学旅行はなく、行ったことがない。これは教職員組合の運動により、彼女が幼いころに廃止されたという事情があるという。
また彼女の出身世界では、ジャンケンの際の掛け声が銃声をモチーフとしたものとなっており(=銃火器が比較的身近)、上述の事象を含めて考えると、遊撃隊一行の中で一番過酷な状況の世界から転移してきた可能性が高い。
遊撃隊の中では転移してきたのが一番早く、他の4人と会うまでは別の装甲娘、シホ、ミチル、ユリナと共に戦っていたが、その戦友達を大型ミメシス・アンモナイトとの戦いで亡くした過去を持つ。
アンモナイトに対する復讐心を持つ一方で、心の奥底ではそれへの恐怖心が植え付けられており、九州エリアへ向かう最中に大型融合ミメシス・カニバルの一部となったアンモナイトと再び相対した際には恐怖心に駆られて戦意を失い、一時意識不明レベルの重傷を負ってしまった。
アンモナイトの討伐作戦でも戦線に出れずにいたが、必死に立ち向かうユイの姿に覚悟を決めると、本当の恐怖が「仲間を喪うこと」だと理解すると、自分も出撃し、その撃破に大きく貢献した。
戦闘では体の各所に搭載した銃火器を使った遠距離戦が得意。