概要
CV:鬼頭明里
主人公・佐藤の幼なじみ。料理上手で家庭的な女子高生。
10年前、彼の住むアパートの隣の部屋に引っ越して来た。
その正体は異世界にある“光の国”ノカナティカの姫であり、「深淵王」を倒すための5組の指輪の一つ「光の指輪」の継承者「光の君」。
深淵王の魔の手から逃れるため、幼き頃に大賢者にして祖父・アラバスタと共に地球へと逃れ身を潜めていたのだった。
現世では身分や異世界のことを隠し「野中姫乃」という名前で過ごしていたため、佐藤からはずっと「ヒメ」と呼ばれている。
佐藤への想いを断ち切って指輪の姫としての運命に殉じようとしたものの、追いかけてきた彼に思わず契約の口づけを行い「指輪王」にしてしまった。そのため、想いが報われた嬉しさと同時に、佐藤に異世界の運命を背負わせてしまったことに責任を感じている。
また10年もの現代日本での生活で価値観倫理観はすっかり現代日本人のそれになっているため、本来の政略結婚であったならまだしも、佐藤が指輪王となった結果他の4組の指輪の姫とも結婚しなければならない事実にも嫉妬を感じてしまい苦しんでいる。それが原因となり他の4人の姫よりも強く絆を結んでいながらも指輪の力を引き出しきれていない。
ちなみに肝心の佐藤はヒメのみを愛してると公言しているが、現世と異世界の恋愛観の違いや他の妻を蔑ろにできないジレンマに悩んでいる模様。