CV:小松未可子
概要
ドワーフの国「イダノカン」の土の指輪の姫君。
……ではない。
その正体は深淵王の呪いにより滅亡が不可避となったドワーフ達の最後の生き残りが指輪の器として技術のすを結集し生み出した指輪の器たるオートマトン、あるいは霊的なサイボーグ。
つまりマジカルロボ娘である。
完成後は来たるべき深淵王の復活に備えて地球に転移して身を隠していた。
受胎能力が搭載されており、胎内にはドワーフ最後の姫の因子が収められている。
種族が滅んだ彼女にとって、佐藤の子を産むことは他の4人以上に重い使命と言える。
本編時点ではサトウと姫が住んでいた街の丘≒アーヌルスとの転移ポイントの神社で休眠していた。
アニメ第1期では終盤も終盤に登場したため出番が少ない。
一方で、ただでさえ強い戦闘能力に上昇補正がかかっている。
容姿
エメラルドグリーンの神と瞳、ショートヘアで文字通り「作られた美しさ」の持ち主。
ロボ耳にひし形の瞳孔により、他の3人同様ひと目で人間ではないと分かる姿。
四肢と首の被覆はお色気シーンでも脱ぐことはなく、肉体の一部のようだ。
胸の方は残念ながらサフィールに次ぐ貧乳。
ただし彼女と違って、いわゆる相対的貧乳でちゃんと「ある」。
なお、胸の谷間の菱形は高出力ビームキャノンである。
性格・人間関係
ザ・ロボ娘。つまりボケもツッコミも一行の中で最もキレッキレである。
ボケに回った際(具体的には脳筋)はサフィールを動揺させるほど。
当初は「寂しいという感情はない」と嘯いていたがハッタリであったのか、あるいは後に感情が生まれたのか、話が進めば進むほどますます面白い女と化していった。
また律儀にずっと休眠していたわけではなく、地元で先祖代々農家をやってる一族を覚えている程度には街に降りてフラフラしていたらしい。
「堂々としていれば意外とバレない(最悪妖怪とか神様呼ばわりで済むボソッ)」とか。おい。
最終的に決戦の直前にドワーフ最後の遺産と希望を受け取ったことで、義務ではなく自身の意志でサトウの子を望むようになった。
サトウ
主人公であり夫。
その生まれから指輪王がどんな人物でも言いなりになるつもりであった。
サフィール同様嫁レースには興味なく、
当初はヒメと致した際におこぼれ(物理)をくれればいいとあっけらかんとしていた。
光の姫。悪気はないが、2度もいい雰囲気をぶち壊しにしている。
風の姫。一コマ漫画によると、反応の薄さを好まれ人見知り時の壁として愛用されている。
甘やかしているわけではないのか、後に地球で学校の掃除用具入れに隠れた際には力ずくで引きずり出している。
炎の姫。初手合わせで彼女を圧倒。
無力さを痛感したグラナートは魔法の勉強に挑戦することになる。
水の姫(サフィールにとって)天敵。
レスバや脳筋ボケで彼女を翻弄する。水と土の属性相克の問題だろうか…?
戦闘能力
人造の存在だけあってその戦闘力は加入時点で一行の中でもトップクラス。
竜神化状態のサフィールとの手合わせがないため最強であったかは不明。
内蔵されたビックリドッキリギミックの多くは、本人曰く厳密には魔法ではないらしい。
格闘
主な攻撃手段。一撃よりも手数で押す柔の拳。
懐中電灯(目)
目がライトになる。ドワーフの生き残りの皆さんは何をやっていたんだ。
一行の情緒の問題か基本封印されている、ギャグ専用の装備。
メガフラッシャー(仮)
胸の谷間から放つ超高出力の熱線ビーム。
おっぱいポロンはしていないので注意。
調整は効くようで、グラナートとの手合わせでは地面を溶かすに留まったが、その気になれば生半可な標的なら熱と衝撃で破裂させながら貫通し、着弾すると軍勢を吹き飛ばすほどの大爆発を引き起こす。
ハッキング(仮)
ドワーフ製のゴーレムの制御を乗っ取ることができる。
詳細は不明で、隙が必要だったり、そもそもカラクリを知っていれば誰でも乗っ取れる模様。
電撃
アニオリその1。
OPで派手にぷっぱなしているが1期及び原作では未使用。アンバル流のギャグだろうか?
土魔法
アニオリその2。
こちらは1期最終話でちゃんと使用している。地面から岩の槍を生やす。
最終決戦前に託されたドワーフの大いなる遺産。
これのお陰で「ラストダンジョン?ねえよんなもんw」状態に。
単行本巻末コラムをどこまで信用していいのかわからないが、そこで解説された本編時点のドワーフ研究の状況や、同様のシロモノを持ち出してきた敵の素性を考えれば全盛期のドワーフにとっても相応の決戦兵器であることがうかがえる、まさにアンバルにピッタリの必殺技(?)といえる。