※作品のネタバレを含むので注意が必要です。
ニコニコ静画で連載中のマンガ「戦勇。」に登場するクレア×シオン(ロス)のBLカップリングのこと。
『クレロス』とも称される。
2人は幼馴染みであり親友同士。
年齢は近いが、クレアの方がシオンよりも少し年上である。
とある村(オリジニア)で平凡な毎日を幸せに過ごしていた彼らだが、
突如おこった予期せぬ事件によりその運命が大きく変わる。
ある日、初代魔王ルキメデスによってクレアがシオンの目の前で惨殺されかけ、
シオンも半身を吹き飛ばされて死亡してしまう。
だが体に魔力が宿ったことで何とか一命を取り留めていたクレアは
その魔法で自身の左手足をシオンに与えて彼を生き返らせることに成功。
(クレアの片手足は後にルキメデスに再生されている)
その後、体を魂ごと乗っ取られたことで魔王の器となってしまったクレアを救うべく
シオンは魔王を追う長い旅をし、勇者と評されるようになっていく。
そこから彼らが念願の再会を果たすまで、1000年以上もの時が必要とされることとなる。
しかし2人の関係が変わることはなく、
自由の身となった後は共に世界を見てまわる為の旅に出た。
魔王を追う旅の最中にシオンが名乗っていた名前は「クレアシオン」。
更に、その名前が伝説の勇者の名として伝わっている1000年後の世界では
クレアのニックネームである「ロス」を名乗っていた。
このことについては第2章の番外編『おまけ60話直後』でクレア本人が
直接シオンに対して言及している。
このような名前を名乗っていた理由を聞かれ、珍しくうろたえてみせたシオンは
「ただ…お前と…」と(おそらくは)本音らしきものを一言だけ言いかけた。
勇者の名の他にも1000年後の世に伝わっているものとして
クレアシオンが旅の間身に着けていたと語り継がれているマークがある。
これはクレアがラブ&ピースをイメージして独自に考え、
手作りの焼き物に描き『仲間の証』としてシオンに渡していたもの。
現代では王家のマークや勇者証のデザインの元として活用されている。
まだ平和に毎日を過ごしていた頃に2人は村の裏山にリンゴの木を植えて育てており、
このリンゴが後に………というエピソードから
リンゴは彼らを描く際のキーアイテム的な存在として扱われることが多い。