概要
伝説の勇者クレアシオンの子孫の1人として
魔王討伐に向かうことになった勇者(No.45)アルバと、
アルバをサポートする為に王から派遣された王宮戦士ロス。
「戦勇。」第1章~2章において、間違いなく物語の中核にいる2人である。
※以下、作品のネタバレを含むので注意して下さい。
第1章の終盤でロスの本当の正体が判明。
その後、覚醒した初代魔王ルキメデスを再び封印するべく次元の狭間へと消えてしまう。
魔王がいなくなったことで世界は一応の平和を取り戻すがアルバはコレに納得せず、
ロスを救う為に魔王を復活させることを決意する。
この時にアルバが発した
「世界は平和になんかなってない!!アイツが…!ロスが笑ってない!」
という言葉は「戦勇。」第1章における数あるセリフの中でも指折りの名言。
第2章では1章最終話から一年が経過。
アルバは肉体・精神ともに明らかな成長を果たしており、
腰に付けた赤いスカーフ(元々はロスが首に巻いていたもの)から
『レッドフォックス』という通り名で呼ばれるまでになっている。
背丈もかなり大きくなっていて、
以前は頭半個分ほどあったロスとの身長差が縮まっている。
2人が再会した際、この事に対してロスは
「なに身長おいついてんですか」と大いに驚き動揺したそぶりを見せた。
また、再会までの間にアルバは当然1つ年を取っているが
次元の狭間にいたロスにとっては別れから数時間ほどしか経っておらず、
年齢差も1歳分縮まっていることになる。
ロスからアルバに向けた呼び方は最初から一貫して「勇者さん」のままだが
(数回ほど「アルバ」とも呼んでいる)アルバからロスへは第1章開始→終盤が「戦士」、
そこから第2章終盤までが「ロス」、更に2章の終盤で「シオン」、そしてまた3章の中盤で「ロス」呼びに戻っている。
2人の関係も物語が進むにつれ変化している。
1章→勇者の1人とお付きの戦士
2章→友達を救う為に立ち上がった現勇者と伝説の勇者
3章→強大な魔力を持つ勇者とその家庭教師
「+」及びF5→魔法研究所所長とアルバイト
最新のF5では雇用者と被雇用者となっているアルバとロスだが、気安く傍にいるのは変わらない。
アルロスの派生でオルアシやオルシオといったCP名も存在する。
オルは魔王(まおゆう)アルバ・通称まおルバ、アシはクレアシオンの略。