グラウルング
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ぐらうるんぐ
中つ国における竜の祖。
別名「黄金竜」(「祖竜」、「全ての竜の父」、「アングバンドの長虫」、「大長虫」などと表現されることもある)。
J・R・R・トールキンの作品世界「中つ国」に記録されている最初の竜。アングバンドの外で確認されたという意味では最初だが、最初の「竜」かどうかは厳密には不明であり、どのように生まれたのかも不明。
とてつもなく強力な竜であり、最大最強の座はアンカラゴンに譲るが、最も知略と魔術に長けていたとされる。
また、モルゴスは、パランティーアのごとく、グラウルングの内面から物事を見ていたともされる描写があり、グラウルングがモルゴスのアバターであったり、マイアであった可能性を示唆させる描写の一つとなっている。
竜の例にもれずお喋りが好きであり、己が死の間際にもどこか飄々としていると捉えられるのかもしれない描写など、どこか重厚なキャラクター性を持つ。
初陣の際は、若さ故の過ちかエルフ達にフルボッコにされたが。忌まわしき呪いをかけた相手は、最終決戦「ダゴール・ダゴラス」にてモルゴスに止めを刺すと予言されている英雄トゥーリンとその妹。
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