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概要

通称「長虫スカサ」または「大長虫スカサ」。

名前の意味は「敵」「泥棒」「害を為す者」。

第三紀に生息していた竜では著名な個体であり、当時の灰色山脈に巣食っていた最大の個体であった。なお、実際に「長虫」つまりワームだったのか、それともよりスタンダードなドラゴンだったのかは不明。だが、この「長虫」という表現は昔はスタンダードな地這い竜にも当てはめられていた単語であり、トールキン自身のイラストではグラウルングスマウグも細長い姿として描かれていたので、トールキンがスカサのイラストを遺していないため、実際のスカサの姿は明らかになっていない。

スマウグよりも940年程度も昔に倒された事から、討伐されずに成長し続けていればスマウグ以上の存在になったのかもしれない。この個体が第一紀の生き残りなのか第二紀以降に産まれたのかは不明だが、「怒りの戦い」を生き残った竜はわずか2体ともされているので、この場合はスカサは第二紀以降に生まれたことになる。

  • スカサとスマウグのどちらが年上なのかは不明だが、後者が第三紀最大の個体とされているので、スカサがスマウグの後に産まれた可能性もある一方で、竜の成長には数百年を要するため、1000年弱も前に討伐されたスカサの方が古い個体の可能性が高いという意見もある。

スカサのドラゴンスレイヤーは北方人(ロヒアリムの先祖)の族長のフラム。しかし、所有していた宝はスマウグ同様に様々な争いを引き起こし、フラム自身の死にも帰結している。

なお、メリアドク・ブランディバック指輪戦争の後に賜ったローハンの王家の角笛は、この竜の所有物であった。

勘違いされやすいが、スカサは「大冷血竜」とは別の個体であり、冷血竜とも断定されていないので火竜の可能性もある。

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中つ国の竜

アラド戦記:スカサに因んで名付けられたドラゴンが登場する。

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