概要
ファウード編にて登場した魔物・コーラルQの本の持ち主。
CVは陶山章央氏。
公式からプロフィールが明かされていないため、年齢や国籍等は不明。
後述の通り、敵側の本の持ち主としては珍しくアニメ版において大幅な追加描写がなされたキャラクターでもある。
作中では常にコーラルQと行動を共にしているため、活躍に関しては「コーラルQ」の記事を参照。
人物像
容姿
モジャモジャとした髪、知的な印象を受ける眼鏡や白衣、鼻周りのそばかすといった知的キャラの象徴といえるデザインが特徴的な男性。
性格
アニメ版では人物像の掘り下げがなされているが、原作では台詞そのものが少なく、正確な人物像を判断するほどの描写が無かった。
とはいえ、ガッシュの術に対して的確に対処呪文を唱えていく・清麿がザグルゼムばかりを連発することを即座に訝しむ……等、見た目に違わず優れた戦況判断力や観察力を持っていることが窺える。
アニオリ設定
上述した通り、なぜかアニメ版では母国での描写や詳細な人物像が大幅に追加されるという珍しい待遇を受けている(繰り返しになるが、以下の内容はあくまでアニメ版オリジナルの描写であり、原作においては一切言及されていないので混同しないように)。
キャンパス内にいる女子生徒からは「IQ190の大天才」と称され、大学教授からも「君の論文は素晴らしい。これならノーベル賞も夢じゃない」と高い評価を受けるほどの天才であることが明かされた。
原作・アニメ版を通しても、IQの値で清麿を明確に上回っているキャラクターはグラブのみである。
だが、グラブ当人は「そんなもの(ノーベル賞)に興味は無い」と返し、日本に行くから暫く講義を休むと一方的に告げて去っていく。
いざ来日して清麿を観察している時も「アイツはIQ180の天才児なんだろ。どうしてクズ共と一緒にいられるんだ?一体何が楽しいんだ?」と、クラスメイトと仲良く話す様子に疑問を抱いていた。
総じて、まさに「ガッシュと出会う前の清麿」に似たような言動が目立っていたのだが……(後の変化については「コーラルQ」の記事における「活躍」の項目を参照)。
金色のガッシュ!!2にて(ネタバレ注意!)
『正義の味方になった僕の心の力をなめるなよ!!!』
活躍
第23話にてコーラルQがサプライズ登場(?)したことに合わせ、本の持ち主であるグラブもまさかの(?)再登場。
どうやらナゾナゾ博士はグラブの場所(居住地)を把握していたらしく、ヴィノーから事情を聞いたグラブは病院に駆け付ける。
そこでミイラから復活したコーラルQとの再会を喜び、ガッシュ達とも迷わず共闘。
アニメ版での設定を踏まえた場合、続編で遂に「IQ180超えの大天才」同士の共闘が実現する形となった。
今作での人物像
容姿
腕捲りしたシャツ、筋肉質になった上半身にフィットしたオーバーオール、前後逆に被ったキャップが特徴的な好青年となった。
眼鏡を外し、割れ顎になってはいるが、モジャモジャした髪やそばかす等、前作の面影を感じられる要素も含んだビジュアルとなっている。
身長もかなり伸びており、身長180cmのナゾナゾ博士と並んでもそう変わらないほど。
性格
前作の時点では特に人物描写があったわけではなかったものの、今作ではコーラルQとの再会を喜び、「また一緒に戦おう」と即座に協力の意を示す等、ファウード編にて何組も登場した「敵側ではあるが深い信頼関係を築いているペア」に該当する人物であることが明示される形となった。
関連タグ
デュフォー……同じく頭脳明晰な本の持ち主であり、原作においてグラブと同じく「人との繋がり、愛」という「答え」を得られた者。