概要
『少年ケニヤ』のヒロイン。ポラ族から「白い神」として崇められている美少女。金髪で豹の皮で作った衣装をまとっている。
正体は白人の子供であり、キリンジニに住むジョンソン夫婦の一人娘だったが、5歳の時にポラ族の呪い師グレにさらわれて、「白い神」として仕立てられた。ケート自身はそのことを覚えてなく、自分は色が白いし神様だと思っていた。
グレの命令を聞かないとムチで叩かれるため、内心は嫌々ながら、グレの指示で生贄として捕まった人たちを殺すようにポラ族に命令していた。本当の両親のことを知り、ワタルの助けでグレやポラ族から逃れて、ワタルやゼガと共に両親を探す旅に出る。
幼い頃から神として敬われていたため、高飛車な面もあるが、心根は優しい。煙でいぶされて目が見えなくなったところをポラ族に捕まって監禁されていたゼガの目の治療をして、結果的にゼガを助けた。おてんばで無鉄砲だが、その勇敢さがワタルやゼガの窮地を救うこともあった。
終盤に両親であるジョンソン夫妻と再会。自分になりすましていた少女が偽者と暴き、晴れて両親と親子の再会を果たした。心優しい母親の計らいで、偽者の少女はもう一人のケートとして、和解して姉妹として一緒に暮らすことになる。
その後は綺麗に着飾った令嬢の姿で、現地に帰るゼガを見送った。
アニメ版の設定では1944年時点で12歳。