「ゲソヒーッヒッヒッヒ!!」
「お前たちの力を借りてでもこの恨み晴らしてやるでゲソ!」
(ぷにぷにでのともだち台詞より)
概要
CV:坂東尚樹
妖魔界ではその名前を知らない者はいないほど高名な大臣だった。
遠縁であるイカカモネ議長の策略により汚名を着せられムゲン地獄へ追われる身に。
その怒りは今も鎮まることなく訪れた者へ向けられる。(妖怪大辞典より)
初登場は「妖怪ウォッチ」無印。
クリア後に行けるダンジョン「ムゲン地獄」の7番目のボス妖怪で、姿はイカカモネ議長(第2形態)の色違い。なのでHPが半分を切ると色が変わる(メイン画像が変化後の色)。
ムゲン地獄を下っていった先に、いきなり毒々しくて気持ち悪いデカっ面が鎮座している光景はプレイヤーに強烈なインパクトを与えた。
これが元々の姿なのか、イカカモネのように何かしらの影響で変化したのかは不明だが、pixivにはイカカモネの第一形態をベースにアレンジしたような姿のイラストも投稿されている。
攻略方法
イカカモネとまったく同じ。
腹部にあるもうひとつの口をこじ開けないとHPを減らせない上に弱点属性がない。鼻ゲソを攻撃して引っ込ませると少しダメージが増えるので、みっともない鼻ゲソはできるだけ処理してやろう。
HPが半分を切ると妖術攻撃に切り替わるのはイカカモネと同じ。
技
通常攻撃 | デカい触手を振り回して単体攻撃×1 |
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イカスミ | 白いイカスミを吐いて全体攻撃×1 |
ドリル触手 | 触手をドリルのように回転させて全体攻撃×1 |
イーカッカッカ! | 不気味な笑いで前衛の味方のまもりが超ダウン。 |
目がまわらなイカ | 目玉から渦巻きを起こして前衛の味方を混乱。 |
白の衝撃 | 味方全員のいい効果のとりつきを打ち消す。 |
HPが一定以下になると体の色が赤くなり、攻撃方法が追加される。
イカ焼きにするぞ | 炎をまとって突進し全体攻撃×1 |
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イカずちはイカが | 雷を落として全体攻撃×1 |
イカタイフーン | 突風を相手に放ち全体攻撃×1 |
必殺溜め→遺憾のイレーザー | 必殺技。口から巨大なビームを発射して全体を攻撃。一応本体の口をこじ開ければ阻止できるが、チャージが早く非常に困難。 |
妖怪ウォッチぷにぷに
ボス妖怪も友達になれるため、スコアタポイントとの交換でともだちにできるようになった。
種族はニョロロン族、ランクはZZZ。ぷにバージョンは変化後。
上記にもあるともだち時の台詞から、笑い方は「ゲソヒーッヒッヒ」、語尾が「〜ゲソ」であると判明した。自分を失脚させたイカカモネに対する恨み辛みは相変わらずのようだ。
余談
妖怪大辞典でサラッと触れられている程度ではあるものの、クリア後のダンジョンにいるおまけボスの中で本編のボスと明確に関係があるのはこいつだけ。
といっても当のゲソヒゲール大臣にはこれといった台詞や掘り下げがないので、イカカモネによって失脚(更迭?)させられたこの事件がどういう経緯だったのかは各自の想像に委ねられている。少なくとも、元から悪徳だったら汚名を「着せられ」るまでもないので、現職だった頃は真っ当に政務に当たっていたのだろう。「妖魔界の誰もが知る高名な大臣」だったのに、現在の妖魔界では誰一人彼について言及していないのが悲しい。
いずれにせよ、理不尽な目に遭わされた上に名誉回復の機会もない彼の怒りはもっともだが、ただ来ただけなのに八つ当たりされる方はいい迷惑である。なんとか救いはないのだろうか……。
- 中の人繋がり
本作の声優陣は兼ね役が多く、坂東もじんめん犬やイカカモネなども演じている。
- 必殺技
名前の由来は「遺憾の意」+「eraser」+「レーザー」のトリプルミーニングと思われる。
また行動する度にやたら「イカン!!」と叫んでいるので余程無念なのだろう。遺憾!!
- 戦闘BGM
初代では「VS つよい妖怪」、『2』では「事件発生!!」が流れる。
どちらも通常ボス戦のBGMである。
関連タグ
イカカモネ議長:ムゲン地獄へ落とした張本人。ちなみにコイツ自身は主人公に敗れたあと妖魔界に封印されたが、4で友達になれるようになってしまった。
ぬらりひょん:現代の妖魔界の議長。というかイカカモネはコイツを差し置いて勝手に議長を名乗っていたに過ぎない。