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概要編集

CV:大前茜


ゲーム『ラプソディア』のメインヒロイン。


キリル一行が紋章砲の謎を解き明かす旅の途中で出会う謎の少女。

水属性魔法を得意としている。魔力が高い代わりに攻守が低い子供魔術師ステータスであり、水の紋章は回復魔法を操る純粋なヒーラー……かと思いきや、実はそうでもない。


本作は属性床が戦術の肝となっている為、誰彼構わず回復魔法をかけてしまうと、足元の属性床が水色に上書きされて仲間のステータスを下げてしまう事がある。よって回復魔法が必ずしも有利に働くとは限らない。


無難に運用したければ中盤に手に入る属性変更ローブを装備させて、彼女の属性を水属性以外に変更し、攻撃魔法が豊富な火や雷魔法を持たせると活躍させやすい。

そもそも回復したければアイテムで良く、得意属性の属性床に乗っていればHPがどんどん回復していくので、有利な状況を作れれば回復魔法は必要無い。


メインキャラクター故にメイン戦闘では出撃枠から外せない場合が多いので、どのみち強制的に戦場に立たされることになる。

彼女の育成法をアレコレ考えるのもシミュレーションゲームとしての醍醐味になるだろう。(邪魔なら画面の端っこに配置して、自分に回復魔法だけかけ続けるのも悪くはないが……)




ネタバレ


彼女の正体は……祖父に皇王ユリウス、父に皇王派筆頭マルティン、母に皇女ミランダを持つクールーク皇国皇女。長老派筆頭のとあるナルシスト野郎の策略によって、皇都グラスカを出て一人旅をしていたところをキリルたちと出会う。


というのも、クールーク皇国は現在父親の皇王派と祖父の長老派の2大派閥で内紛状態にあり、幻想水滸伝4でクールーク軍(皇王派)が大敗してからはより内紛が顕著になった様子。よって皇王の孫という立ち場が政治の邪魔になり追い出されたとの事。


皇王の孫娘ではあるが、世間知らずどころか危なっかしい性格。

自分で助けを求めておいて「やっぱり私も戦います」と言うなど、ちょっぴり言葉選びがおかしい面がある。(普通に「ご助力感謝します」でいいんじゃね、と思ったり思わなかったり。)

まぁ幻水4には、オベル王の娘やらオベル王そのものやら、危なっかしい王族が多く出て来るので今更だが……。


最終的には、即位すると同時にいきなり母国を解体してしまう。

まがりなりにも、幻想水滸伝4で敵国として大きく描かれた「クールーク皇国」が舞台なだけに、意外とあっさり崩壊した様に驚いたプレイヤーも多い。

幻想水滸伝の時系列上、クールーク皇国は307年に滅亡しているのは歴史上の決定事項であり、そもそもクールーク皇国は以前から内部派閥による内紛が続いており、赤月帝国と群島諸国の板挟みという苦しい状態にあったのは事実なのだが、プレイヤーからは「こんないきなり解体せんでもなんとかなったんじゃないのか」とツッコまれることになる。

後にクールーク皇国領は赤月帝国に吸収され、150年後の赤月帝国との戦い(幻想水滸伝1)に続く事になる。


名前については、某国がかつて抱えた国家認定海賊の呼称コルセアに似ているのは海洋メインの話であるからか?


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幻想水滸伝 ラプソディア Rhapsodia 幻想水滸伝4

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