概要
3Dアクションゲーム『地球防衛軍5』から登場した、EDFに配属される武装戦闘ロボット。シリーズによって形状・性能及び呼び名が変わってくるが、両腕に武装をしていて、多少の飛行が可能な人形ロボットである。
プライマー従来以前から紛争などで用いられており、グリムリーパー隊隊長は前の紛争で3機のコンバットフレームを生身で撃破しているが、この戦果を驚かれていること、生き残りは隊長だけであったなど、歩兵にとっては脅威となるほどの戦力である。
ニクス
『地球防衛軍5』及び『地球防衛軍6』にて登場した戦闘ロボット。本来は市街地での乱戦や紛争に使われるはずだった。『5』のプロローグにて、「228基地に大量の兵器が輸入された」とあったが、その大半がこれである。両腕にリボルバーカノンやグレネーダー、コンバットバーナー(火炎放射器)、アサルトライフルやレーザーを出すものまである。肩にはショットガンやミサイル、集中レーザー砲や中距離に爆発を起こすもののいずれかが装着される。
グラビス
EDF7にて登場したコンバットフレーム。ニクスと同時期かそれ以前に開発された機体で、鈍足である代わりに重武装・重装甲を誇る機体である。両腕には高速連射が可能なガトリング砲、両肩にはミサイルランチャーらしきものが装着されており、ある隊員曰く「火力はニクス型以上」らしい。
重装甲は怪物との戦闘で猛威を振るったものの、その鈍足から被害も増加。ニクス型に更新されたという。
本編ではプレイヤーの搭乗は不可能であったが、DLC1にて入手・操縦が可能となった。しかし、CPUの武装とは異なっており、腕部の武装はリボルバーカノンに、肩部の武装はグレネードポッドに変更されている。また、重装甲と謳っているにもかかわらず、耐久値はニクス、エイレンと大差ない。
(一応耐久値で上回られているのはニクス型の最終型2種のみであり、エイレンの最終型には若干優っている。)
エイレン
EDF8で登場したコンバットフレーム。上記の同じく歴史改変を重ね、更なる改良を経た最強とも言えるコンバットフレームになった。歩行力は格段に上がっているが、跳躍力は劣る。両腕には電磁レーザー砲、肩にはミラージュを発射するポッドとレーザーカノンが装着される(プレイヤー版のみ)。
DLC1の新兵器として「セイバーエイレン」が登場した。前作の「ニクスセイバー」の武装と全く同じだが、機動力が大きく高まっており高火力・高機動・高耐久の三拍子が揃っている。
DLC2では「エイレン・アサルト」が登場。こちらは前作の「ニクス・アサルト」と同じ高機動性を持つが、武装は中距離寄りになっている。また要請コストが安い点も特徴。
コンバットワゴン
整備が行えない様な荒廃した世界での利用が見られるタイプ。「ガンワゴン」のコンセプトを応用したものであり、なんと、ニクスの上半身を丸ごとトラックの荷台に接続・搭載している。また、腕部も整備性向上のためか、武装や盾などに換装している。動力には優れるが、汎用性、悪路走破性では従来型に劣る。(実際瓦礫にスタックし動けなくなっている。)
武装は火炎放射器やマシンガン、キャノン等。
また、装甲も所詮トラックなので従来型には劣る……が、これは設定上の話であり、ゲーム上はプレイヤー、NPC含めた在来のコンバットフレームを上回る装甲と火力を有する強力なNPCである。
DLC2でもプレイヤーが使用可能となり、こちらもニクスZC型に次ぐコンバットフレーム中で二番目の耐久値をはじめ武器レベル115に相応しい性能を誇る
BMX10:プロテウス
厳密にはコンバットフレームと明記されていないが記述。
EDF8(未来)にて登場した「EDFの切り札」。
EDF9では途中から出現し、コマンドシップの破壊にも貢献した。機動力は全ビークル中でも特に劣悪だが、その分耐久値に優れる。武装は両腕にレーザー砲あるいは両腕にバスターカノン(ラピッドランチャー)を装備したり、サブ武装にミサイルを装備したタイプがある。ちなみにプレイヤーが操作することもできるが、4人プレイ時の使用を推奨する。
過去のシリーズのプロテウスから外見・武装がエイレン型に似たものに変更されており、基本色以外のカラーリングが登場したのも今回が初。また、CPUが操作するのも歴代で初めてであり、過去のシリーズでもここまでクローズアップされたことはない。さらに、CPUの使用するプロテウスのバスターカノンの描写も、これまでとは異なり赤い光線状の弾を発射するというものになっている(プレイヤーが操縦する場合は、過去作準拠の演出である)。
味方としては非常に強く、コスモノーツやキュクロプス、クラーケンやクルールと言った難敵は勿論、コマンドシップすら独自に倒してしまう程。