概要
軍事帝国ファンダリアの王位を実力で奪った覇者。「狂える獅子」の異名を持つ。
永年自分を塔に幽閉した実兄ギゼルダークを殺し、帝位につくやレジェンドラ大陸にある全ての国に宣戦布告を行い侵攻を開始した。
他者の追随を許さない圧倒的な武力と野心故に各国から畏敬の対象となっているが、揺らぐことのない信念をもって覇道を突き進むがゆえにカルハザードの様に心酔する部下もいる。
ネタバレ
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実は、レジェンドラ大陸征服の野望を抱き、宣戦布告前に各国の王を暗殺するよう指示したのはゴルダークではなく兄ギゼルダークの方であった。
武力や統率力など、あらゆる面で君主として自分より勝っている弟ゴルダークへの嫉妬と恐れを邪神マドルクの復活を目論む魔族のギデオンとグレイスにつけこまれ、狂気の侵略者と化してしまった兄の暴挙を止めるには最早命を絶つ意外になかったのである。
しかし、各国の王が暗殺された以上全面戦争は避けられない。ならば圧倒的な武力をもって大陸を統一し、早期に戦争を終結させる。それが、ゴルダークの下した非情な決断であった。
その真相は、自分を慕う側近のリリアにのみ告げており、もし自分が人の心を失ったら迷わず討つようにと、剣を託していた。
全てが終わった後、ギゼルダークの息子タイレルに帝位を譲り、あくまでも自分に従うカルハザードとリリアと共に船出した。