概要
月刊モーニングtwoで2015年12月号から連載されている漫画作品。
作者は堀尾省太。
2023年8月時点で単行本既刊9巻。
あらすじ
舞台は瀬戸内海に浮かぶ福の神伝説が残る島「寧島」。
中学三年生の女子早坂琉花はある日、海辺で福の神のような謎の置物を広い、家に持ち帰る。
それを祠に祀り、片想いしている男子及川博樹が島から離れないようにと祈ったところ、目の前にフクノカミが現れる。
それがきっかけなのか、琉花の祖母が営む雑貨屋や民宿が繁盛し始めるが、島には次々と異変が起こり…。
登場キャラクター
- 早坂琉花(はやさか るか)
中学三年生の女子。
人の心の動きに非常に敏感であり、元々は本土に暮らしていたがこれが原因で島に引っ越してきた。
この際に両親は本土に残っている。
同級生の男子及川博樹に片想いしている。
- 及川博樹(おいかわ ひろき)
琉花の同級生の男子。オタク。
父が大阪に単身赴任しており、島で母親と二人暮らし。
高校は大阪にしようと考えているが、その理由の1つに「アニメイトが近いから」というのがあり、彼に島から離れてほしくない琉花は「島に大きいアニメイトができますように」と福の神に祈る。
- 早坂町子(はやさか まちこ)
琉花の父方の祖母。
夫には先立たれており、琉花と二人暮らし。
雑貨屋と民宿を営んでいる。
- 黒蓮ハネル
小説家の女性。
東京出身で、取材のために寧島に訪れた。
- フクノカミ
琉花が海辺で拾ってきた置物が動き出した謎の存在。
大きな赤ん坊のような見た目をしている。
琉花やハネルなど島の外から来た人間には本当の姿が見えるが、島で生まれ育った人間にはごく一般的な中年男性に見えるらしい。
居着いた店を繁盛させる能力があるようだが…?