概要
月刊モーニングtwoで2015年12月号から連載されている漫画作品。
作者は堀尾省太。
2023年8月時点で単行本既刊9巻。
マンガ大賞2017、2018、2019と3年連続でノミネートされている。
連載雑誌の休刊に伴い休載中。
あらすじ
舞台は瀬戸内海に浮かぶ福の神伝説が残る島「寧島」。
中学三年生の女子早坂琉花はある日、海辺で福の神のような謎の置物を広い、家に持ち帰る。
それを祠に祀り、片想いしている男子及川博樹が島から離れないようにと祈ったところ、目の前にフクノカミが現れる。
それがきっかけなのか、琉花の祖母が営む雑貨屋や民宿が繁盛し始めるが、島には次々と異変が起こり…。
登場キャラクター
- 早坂琉花(はやさか るか)
中学三年生の女子。
人の心の動きに非常に敏感であり、元々は本土に暮らしていたがこれが原因で島に引っ越してきた。
この際に両親は本土に残っている。
同級生の男子及川博樹に片想いしている。
- 及川博樹(おいかわ ひろき)
琉花の同級生の男子。オタク。
父が大阪に単身赴任しており、島で母親と二人暮らし。
高校は大阪にしようと考えているが、その理由の1つに「アニメイトが近いから」というのがあり、彼に島から離れてほしくない琉花は「島に大きいアニメイトができますように」と福の神に祈る。
- 早坂町子(はやさか まちこ)
琉花の父方の祖母。
夫には先立たれており、琉花と二人暮らし。
雑貨屋と民宿を営んでいる。
- 黒蓮ハネル
小説家の女性。
東京出身で、取材のために寧島に訪れた。
スロット中毒気味。
- フクノカミ
琉花が海辺で拾ってきた置物が動き出した謎の存在。
琉花がコレに「寧島にアニメイトが建ちますように」とお祈りした事ですべてが始まった。
大きな赤ん坊のような見た目をしている。
琉花やハネルなど島の外から来た人間には本当の姿が見えるが、島で生まれ育った人間にはごく一般的な中年男性に見えるらしい。
居着いた店を繁盛させる能力があるようだが…?
- 岩奈英男
島で唯一のスーパー「岩奈屋」の経営者。
娘は琉花らの同級生で、友人女子らからは「ワナちゃん」と呼ばれている。
- 酒巻海人
マザコン気味の刑事さん。
きな臭くなる島への調査で訪れる。
- 草田暁
無職の爺さん。人のフクが見える能力をもつ。
- ハルオ
気の良いおじさん。
- 早坂優香
学生服を着て自撮りし、学生のフリをしているアカウントを持っている。
琉花の母。
- 青木
黒蓮の担当編集者。イケメン。
猫好きの模様。
東京に帰ってフクノカミの事をネタに企画を立てようとしたが、
東京に着くとフクノカミに関する全ての記憶を失ってしまう。
- 神月 神那女
及川が憧れている女性声優。
- 茶虎 宇斗
歴史に詳しい。
江戸の頃、寧島が非常に栄えていた事を黒蓮に語る。
- カネノカミ
とんがり頭。
- ヒトノカミ
おっぱいがかなり垂れている。