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概要編集

原作:萩原天晴、作画:アビディ井上による日本の漫画作品。スイーツに題材としたグルメ漫画である。『平成甘味録 さぼリーマン』のタイトルで『モーニング』(講談社)にて2014年39号から同年42号まで連載後、移籍して『さぼリーマン 飴谷甘太朗』のタイトルに改題し『月刊モーニングtwo』(同)2015年2号から2016年6号まで連載された。単行本では話数を改題前と改題後で分けず、通算でカウントされている。通算では全20話。


2017年にテレビドラマ化され、それを記念して作画のアビディによるドラマの撮影現場に潜入したレポ漫画が『月刊モーニングtwo』2017年8号に掲載された(Wikipediaより)。


主な登場人物編集

演はテレビドラマ版の物である

飴谷甘太朗編集

演:尾上松也

主人公。出版社「吉朝社」に勤務する営業マン。28歳。仕事のデキるメガネイケメン。関西でSEをしていたが、営業職に転職している。仕事を素早くこなして出来た空き時間を使用してスイーツ巡りをするのが趣味。少し妄想癖を持っている。母親の教育から禁止された状況でこっそりと甘い物を楽しむ事を好む。その為なら努力を惜しまず、変装をしたりとマンションの自室の隣を甘味用の倉庫として借りている。

土橋香奈子編集

演:石川恋

本作のヒロイン的存在。甘太朗の同僚。黒髪ロングでミステリアスな雰囲気の美女。甘太朗同様に甘い物好き。甘太郎の甘い物好きに気付いており、彼と友達になりたいと思っている。甘太朗同様、考えている事が判り難いタイプなので彼から妙な誤解と警戒心を抱かれている。彼女と一緒に甘味を食べる約束する場面で物語は幕を閉じる。

甘太朗の母編集

演:森口瑤子

名前は「エリコ」。歯科医で女手一つで甘太朗を育てた。25年前に夫が「究極の甘味」を求めて旅立った事が原因で甘い物を嫌っている。

甘太郎に病的に甘味を禁じて破ったら虐待紛いの躾を行っていたが、夫が帰って来た事でアッサリと息子にスイーツを食べる事を許可する。

甘太朗の父編集

甘太朗の事を「甘太朗くん」と呼ぶ老人。25年前に「究極の甘味」を求めて旅立ち、それから山で熊と遭遇したり自撮りをしたりと世界中を巡っていた。

ロシアの雪山で遭難して瀕死になった際、どんなスイーツよりも妻を渇望する自分の気持ちに気付いて家族の元へと戻る。甘太朗は父親は死んだと教えられていたので当初は彼の事を信じなかった。

甘太朗とは非常に似通った親子であり、25年間離れていたとは思えないほど、息子の思考や癖を的確に把握している。それ故に息子に対して的確な助言も出来る。


関連タグ編集

モーニング グルメ漫画 飯テロ


東村アキコ...原作者の萩原天晴氏は元アシスタントであり、その縁で本作の名付け親となった。

おじさんとマシュマロ…主人公が甘い物が好きなサラリーマン繋がり。主人公である日下幅広と甘太朗の子供時代の境遇が似ており、日下は父親の偏った価値観が原因で甘い物が食べれなかった。

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