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サイボーグうつ(恋)

さいぼうぐでもこいしたいしされたいよきっと

サイボーグ化した人間が引き起こす病状の一つ。 それは彼らがまだ人間である証明でもある。

【サイボーグうつ】
正/人体複合性異常精神疾患型鬱 俗/サイボーグうつ

身体を代替部品等で補っている人、動物が患ううつ症状。
焦燥感や喪失感に苛まれる。

人体が欠損、及び改造を施した場合、
正規の血流や細胞増殖の経路が不順になるため、
気脈の流れやタンパク質信号伝達に異常を来たし、
身体の不調から精神に不調を感じる現象が認められている。
(2105 ミラルゼン=ヨーコス ドイツ オイゲン研究所)

サイボーグ化した部分が自分の体ではないため、
「喪失感を感じる」という患者の意見は、
初期のボーグ化革新時に行ったアンケートで検証済みである。
焦燥感は体の不調からくる
「もしかしてこのまま自分は死ぬのではないか」
という類のものだった。

この心理的症状はボーグ化の初期、後期に関わらず突発的に起こる。
それぞれが生きてきた環境に準ずるものである。
特に兄弟の末っ子、裕福な家庭に生まれた者は初期に味わい、
活動家、無謀ともいえる人生を送ってきた者は後期に症状が出る傾向がみられる。

カウンセリングや投薬によって症状の改善対策が取られているが、
数パーセントのケースでこれらの対策によって改善が見られない場合が見受けられる。
以下、その場合にみられる特徴を列記。

・体調は良好
・ボーグ化した部位に不備無し
・食欲不振
・溜め息が多い(肺機能交換をしている者でも疑似溜息を行う)
・ある一定の単語を音量小さめに発声する(周囲の観察結果)

サイボーグうつに於いて難儀なのは、
その症状が本当にボーグ化からくるものかを見極める事である。
ボーグうつはデリケートであり、周囲の人間による観察が非常に重要である。
ボーグうつでない状態での投薬は正常な身体状態を歪めかねず、
無暗な投薬はボーグ体の成分含有限界値を超える危険がある。
しかし昨今、画期的な対処方法が認められた。以下の通りである。

先ほど列記した中の、

・ある一定の単語を音量小さめに発声する(周囲の観察結果)

での単語がヒトの男性名、女性名に近い名称である場合、
このような問いかけをする。

「その女、ちっぱいか?」

問いかけした者が殴り倒された場合、
それはサイボーグうつではなく、
サイボーグうつ(恋)であるとの判断を下しても良い、と制定された(新医薬法)。
上記の場合は対象が男性の場合である。
女性の場合は未だ開発段階にあり、明確な対処法は考えられていない。


いいじゃない、人間だもの。
サイボーグだって恋したいよ。
白髪になった年寄りだって恋したいんだからさ。
(とある往年のボーグメカニックの呟き)

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